連載

とある城にある元地下牢だった部屋には、吸血鬼の始祖・キオが住んでいる。そして、キオが住む部屋には、魔物討伐を任務とし世間から忌諱されている「魔警」が夜な夜な癒しを求めて、お酒を飲みに訪れていた。本来…

甲本麻矢は結婚5年目のキャリアウーマン。夫・光博との仲は冷えきり、日々不満が募る夫婦生活を送っていた。育児に非協力的な夫への不満が溜まる榊友里香、夫の浮気をきっかけに離婚した加賀美璃子との集まりで発す…

片田舎の村で剣術道場を営む男、ベリル・ガーデナントは、これまで多くの名だたる英雄達を育てていた。ある日、いつものように道場で指導をしていると、かつての教え子であり若き王国騎士団団長・アリューシアが訪…

町で静かに暮らしていた薬師・エスターは、とある理由から“悪女”と罵られ、犯罪の濡れ衣まで着せられ町から追放されてしまう。森を彷徨っていたところ、冷酷無慈悲と噂される隣国の王・ラシルヴィストに助けられ、…

自分の容姿に自信がない平凡な女子大生・まゆは、美人の友人・千佳に密かに憧れを抱いていた。しかし、そんな千佳は「私はブルベだから」が口癖で、遠回しにまゆに対してマウントをとっていた。さらに千佳はSNSでフ…

自称「悪役領主」の辺境伯令嬢レイテ・ハンガリアは、今日も“悪そうな”ゴシックドレスに身を包み、領民どもをコキ使う！ 領地の哀れな孤児に釣銭をあげる代わりにパンを買いに行かせ、逆らえないほどの給料を与えて…

にぎやかな家族、落ち着いた家族、ペットのいる家族…世の中にひとつとして同じ家族はない！ 何気ない日常も、個性的で愉快な家族なら、爆笑が生まれる!? 累計460万部の大ヒット作「うちの3姉妹」のシリーズ続編最新…

目の前にいるのは、一体誰？ 夫・敏行と幸せな結婚生活を送っていた妻・夏菜は、結婚して半年が経った頃から、夫に違和感を覚えるようになる。ずっと好きだったショコラカプチーノを残し、苦手な大根おろしを美味し…

バルクス辺境伯家の四女・サラは、金の髪と瞳を持つことから「魔女」と呼ばれ虐げられてきた。迷信を信じる家族に捨てられ、人間は生きていけないと言われる“異形の地”へと追いやられてしまう。必死に生き延びよう…

「ミスキャンパス・コンテスト」通称、ミスコン。大学祭の目玉企画として催されるこのイベントは、ルッキズムが叫ばれる今でもなお、多くの人の注目を集めている。女子アナになりたい、とにかく有名になりたい、す…

ここは東洋の魔窟・九龍城砦。ノスタルジー溢れる人々が暮らし、街並みは過去、現在、未来が交差するディストピア。この街の不動産屋で働く鯨井令子は、先輩社員・工藤発に心惹かれていた。その恋を自覚した令子は…

「100％除霊する」と、巷で噂の除霊師・霊這匠(れいばいたくみ)。安価な料金で依頼を引き受けるこの男の特殊な除霊方法は…霊を「惚れさせる」こと！ しかもその魅力は男女年齢問わず！ 霊のみにめちゃくちゃモテる…

性格は荒々しくて凶暴、正妻以外に9人の側室を側に置くほどの女好きで「暴君」との悪名もある鎮北王（ちんほくおう）に、妾として嫁ぐことになった口の利けない美しい奴隷・沈玉（シェンユゥ）。母親を守るため、主…

デリヘルで学費を稼ぎ、念願の看護師になったつくしは、ある動画配信で「障がい者専門の風俗嬢」の存在を知る。そこで語られていたのは、あることがないことにされタブー視される「障がい者の性」の実態だった。自…

ある日突然、夫の健斗が姿を消した。数年後、警察により発見された健斗は別人のように変わっていた。仕事もプライベートも充実していた妻の愛子は、リア充な日々をSNSで発信。その幸せが永遠に続くと信じていた。も…

算数の問題を解きながら、隠された意味に気づくと恐ろしい真実が浮かび上がる…。怖い話が大好きな女の子で案内役のフミカちゃんと一緒に、問題に隠された謎を解こう。累計35万部突破の『本当はこわい話』著者による…

自分よりも他人を優先してきた紅葉は、病気をきっかけに「自分を大切にする方法」を探しはじめます――。『CREWでございます！』の作者・御前モカが自身の闘病体験を基に描く、今までになかった「がん闘病物語」。生…

「お父さん認知症なんだって」20代後半の頃、母からそのことを聞いた著者・鐘木ころもさんは、特に何の感情も抱かなかった。すぐ怒鳴るところが苦手で、やがて嫌いになってしまった父との関係は決して良いものでは…

どこへ行っても何をしてても、事件に巻き込まれてしまうーー。そんな「持っている人」である川谷絵音氏は、ステージを降りたらどんな暮らしをしているのか。どこかおかしくてちょっと共感できる日常を描いたエッセ…

保育園に通う息子を育てながら働く主人公のまいこ。仕事復帰したことをきっかけに、義母がおしかけてきて息子の嫌いな料理ばかり作り、「そろそろ次(二人目)も」なんてマタハラも。終いには息子に「私のことはママ…