『デッドウォーター』(永瀬隼介/KADOKAWA) 今から27年前に発生し、日本中を震撼させた「市川一家4人殺人事件」を覚えているだろうか。この事件では、当時19歳の少年が1…
文芸・カルチャー
2019/9/15
『灼熱』(秋吉理香子/PHP研究所) たったひとりの人物との出会いが、人生を焼き尽くしてしまうようなことがある。心や頭に焼印のように刻み付けられた存在を、人はどう慈…
文芸・カルチャー
2019/8/12
『僕が妹を殺すまで』(馬場彩玖/小学館) 兄弟愛は、血の繋がった者同士が感じるものである。ワイドショーの特集やバラエティで、兄弟姉妹の愛に関するまっすぐで感動的…
マンガ
2019/7/11
『審判』(深谷忠記/徳間書店) 無実であるのに犯罪者として取り扱われてしまう冤罪事件は、その事実が明るみに出ず闇に葬られてしまうこともあるのではないだろうか…? …
文芸・カルチャー
2019/7/10
『夫が邪魔』(新津きよみ/徳間書店) 「結婚は人生の墓場」と口にする男性は多い。だが、心の底から本当にそう思っているのは、実は男性よりも女性のほうなのかもしれな…
文芸・カルチャー
2019/7/1
『人工知能』(幸田真音/PHP研究所) これからは日本でも、人間の知的ふるまいをソフトウェアで人工的に再現したAI(人工知能)が活躍していくといわれている。巷にはAIを…
文芸・カルチャー
2019/6/10
『むかしむかしあるところに、死体がありました。』(青柳碧人/双葉社) 桃太郎や一寸法師、鶴の恩返しといった昔話は、誰もが一度は読んだことがある王道の物語。正義が…
文芸・カルチャー
2019/5/15
『白昼夢の森の少女』(恒川光太郎/KADOKAWA) 衝撃、感動、恐怖、希望、絶望…。この世にあるすべての感情を、巧みな表現力で小説作品に閉じ込めてきた恒川光太郎は、異彩…
文芸・カルチャー
2019/5/12
『毒よりもなお』(森晶麿/KADOKAWA) どんでん返しの結末にワクワクさせられる小説は、巷にたくさん溢れている。しかし、本稿で紹介する『毒よりもなお』(森晶麿/KADOKA…
文芸・カルチャー
2019/5/11
『あの子はもういない』(イ・ドゥオン:著、小西直子:訳/文藝春秋) 「これぞ韓流“激辛”サスペンスの真骨頂だ」――ミステリ評論家の千街晶之氏をそう唸らせた『あの子は…
文芸・カルチャー
2019/5/7
『夜の塩』(山口恵以子/徳間書店) 昭和30年。戦後の混乱もようやく落ち着き、人々の生活に少しずつ日常が戻ってきた時代である。だが、戦争の傷跡は深く、社会の裏側に…
文芸・カルチャー
2019/4/27
『夏の陰』(岩井圭也/KADOKAWA) 「(我が子が)このような不祥事を起こして大変申し訳ない」……事件が起きたとき、罪を犯した本人ではなくその親が社会に向けて謝罪する…
文芸・カルチャー
2019/4/26
『リハーサル』(五十嵐貴久/幻冬舎) 文章だけで、こんなにも恐怖と嫌悪感を表現できるんだ――。今から数年前に、五十嵐貴久氏の『リカ』(幻冬舎)を初めて読んだ時、そ…
文芸・カルチャー
2019/3/8
『スクールカースト殺人同窓会(新潮文庫nex)』(堀内公太郎/新潮社) 一向になくならないイジメ。文部科学省が平成29年度に行った調査によると、小中学校・高校において…
文芸・カルチャー
2019/1/19
精巧に練られたミステリー漫画に“騙される”感覚は、何物にも代えがたい気持ちいいものだが、その分、作品を丹念に読み込まなくてはならない。「素晴らしいミステリーに騙…
マンガ
2018/7/28
『夢で見たあの子のために』(三部けい/KADOKAWA) 罪を犯したら必ず罰が下るの。 大切な人も巻き込んで。 大ヒットマンガ『僕だけがいない街』の作者・三部けい氏の新作…
マンガ
2018/6/29
前川裕のサスペンス小説『イアリー 見えない顔』がWOWOWでドラマ化される。ファンからは「放送が楽しみ」「キャストが豪華で見応えがありそう!」と反響が相次いでいる。 …
エンタメ
2018/5/10
『松本清張「隠蔽と暴露」の作家』(高橋敏夫/集英社) どこにでも「密室」はある。これは物理的な意味ではなく、中で何が起こっているのか、外部に漏れることのない「隠…
文芸・カルチャー
2018/5/8
『佐藤さん』(楠本哲/少年画報社) 佐藤さん。この日本で一番多いとされる名字に、こんなにも恐怖する日が訪れるとは思いもしなかった。 よくある名字をタイトルに冠した…
マンガ
2018/4/28
人気海外ドラマシリーズ『24』で主演を務めたキーファー・サザーランド。 もうドラマには出ないと言っていた彼が脚本のおもしろさに惹かれて前言撤回し、サスペンスドラマ…
エンタメ
2018/4/5
野崎まど(※崎は正しくは「たちさき」)の小説『バビロン』がテレビアニメ化されると発表され、「人の感情をグチャグチャに掻き乱されるくらい内容が凄いので楽しみ過ぎま…
アニメ
2018/3/29
『虐殺ハッピーエンド』(宮月新:原作、向浦宏和:作画/白泉社) 現在、白泉社が運営するマンガアプリ「マンガPark」にて連載中で、その衝撃的な内容から大きな話題を集…
マンガ
2018/2/8
2018年4月7日(土)から公開される映画「ミスミソウ」の特報が解禁され、凄惨な映像の数々にファンからは「これはヤバい…」「期待値が跳ね上がりました」と大きな反響が巻…
エンタメ
2018/1/29
『インフルエンス』(近藤史恵/文藝春秋) 多くの人が、幼少期と大人になってからとで付き合う友達はまるっきり変わってしまうだろう。中には、引っ越したり学校が別にな…
文芸・カルチャー
2018/1/8
『三度目の殺人』(是枝裕和、佐野晶/宝島社) 「真実」という言葉が使われる時、数千年前に彫られて以来そのままの姿を残す彫刻のように、確固とした不変の何かという意…
エンタメ
2017/9/29
(C)連打一人 栗山廉士 金沢伸明/双葉社・エブリスタ/「王様ゲーム The Animation」製作委員会 サスペンスホラー小説『王様ゲーム』が2017年10月からテレビアニメ化され…
マンガ
2017/8/11
『サイレント(上・下)』(カリン・スローター:著、田辺千幸:訳/ハーパーBOOKS) 真冬のような11月の早朝、凍える冷たさの湖の底で女子大生アリソンが遺体となって発見…
文芸・カルチャー
2017/7/6
(C)三浦しをん/集英社・(C)2017「光」製作委員会 HI-KA-RI.co 2017年11月下旬に公開される大森立嗣監督による映画「光」の劇中場面写真が初解禁となった。 同作の原作…
エンタメ
2017/6/10
『In These Words 3』(Guilt|Pleasure/リブレ) 海外ドラマばりの重厚ストーリーと美し過ぎる作画で、日本の全腐女子を震撼させた話題作『In These Words』(Guilt|Pleas…
マンガ
2017/5/31
『渇きと偽り』(早川書房) オーストラリアといえば、豊かな自然や農作物を連想させられ、観光に向いた穏やかな国というイメージを抱いている人も多いのではないだろうか…
文芸・カルチャー
2017/5/26
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【2025年本屋大賞発表会レポート】「あっという間にやられました」「読み終わるのが惜しくなる」阿部暁子『カフネ』が書店員の支持を受けて大賞に
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