何かに懸命に打ち込む人の姿は美しく、そして尊い。第30回電撃大賞で選考委員奨励賞を受賞した、にのまえあきら氏の『無貌の君へ、白紙の僕より』(メディアワークス文庫/…
文芸・カルチャー
2024/4/25
恋をすると周りが見えなくなると、多くの人は言う。しかし、周りは冷静なほど見えているのに、自分のことは見えなくなるケースもままある。一穂ミチ氏、窪美澄氏、綿矢り…
文芸・カルチャー
2024/3/27
お笑い芸人としての枠にとどまらず、MC業や女優業でも活躍する“国民的地元ツレ”・ヒコロヒーさんが、自身初の小説集『黙って喋って』(朝日新聞出版)を上梓した。その内…
文芸・カルチャー
2024/2/15
2019年に始まったデビュー作「わたしの幸せな結婚」シリーズ(KADOKAWA)でいきなり累計800万部を記録し、一躍注目の若手作家となった顎木(あぎとぎ)あくみ氏。現在、中…
文芸・カルチャー
PR2024/2/6
大切な人を失った時、人の心にはぽっかりと穴が空く。その穴の深さは、相手への想いの深さと比例する。伴田音氏による恋愛ミステリー小説『彼女が遺したミステリ』(双葉…
文芸・カルチャー
PR2024/1/20
人と繋がり続けるために、語る人と黙る人がいる。小説『2020年の恋人たち』(島本理生/中央公論新社)の主人公・前原葵は後者だ。彼女は他人に期待しない。幼い頃から自立…
文芸・カルチャー
PR2024/1/17
幼き頃に江戸の大火で両親とはぐれ、吉原で育てられた少女は相手の体の不調を当て、症状に効く食材を見出す――。主人公のつくる愛情こもった薬膳料理の数々はもちろん、「…
文芸・カルチャー
2023/11/24
累計発行部数72万部を突破した『桜のような僕の恋人』(集英社文庫)をはじめ、切ないラブストーリーが若い世代を中心に支持を集める宇山佳佑氏。童話「シンデレラ」を下…
文芸・カルチャー
2023/5/20
毎日一緒に暮らしたい。片時も離れたくない。通常は、そう思えるほど愛した人と「結婚」を決意するものだろう。しかし、いざ「毎日一緒」の生活がはじまった途端、互いの…
文芸・カルチャー
2023/5/8
恋は苛烈なものだと、突然火がついて身を焼き尽くすものだと、幼い頃はそう思い込んでいた気がする。だが、恋には人それぞれの形がある。じっくりじんわりコツコツと。大…
文芸・カルチャー
2023/3/29
生きることは失い続けることなのか、と絶望してしまう夜がある。昔は分からなかった「さよならだけが人生だ」という言葉が、今では痛いほどよく分かる。歳を重ねれば重ね…
文芸・カルチャー
2023/1/31
出会ってしまったら、もうどうしようもないのだ。真剣な眼差しに射抜かれてしまえば、抗いきれない引力に誘われる。胸が切ない気持ちで満たされ、触れずになんていられな…
文芸・カルチャー
2022/6/19
※「やっぱり小説は面白い。2022 レビューキャンペーン」対象作品 『生きてさえいれば』(小坂流加/文芸社)は、『余命10年』の著者が描いた「もう一つの物語」である。 『…
文芸・カルチャー
2022/3/4
『君と過ごした透明な時間』(丸井とまと/メディアワークス文庫/KADOKAWA) 子どもの頃から習っていたピアノをやめて、手持ち無沙汰な毎日を送る高校2年生の中村朱莉。ク…
文芸・カルチャー
2021/10/28
『鬼の花嫁』(クレハ/スターツ出版) 運命的な出会いを「ビビビッ」と感じ取れるような鋭敏な感覚が、私にも備わっていればいいのにと思う。「目の前にいるのは運命の人…
文芸・カルチャー
2021/10/14
筏田かつらの綴る大人気青春恋愛シリーズ『君に恋をするなんて、ありえないはずだった』が、SNSなどで高く評価されている。シリーズ累計40万部を突破した“君恋”とは、いっ…
文芸・カルチャー
2021/9/2
高校生が主人公の恋愛小説って、もしかしたら同世代より大人にこそ刺さるのかもしれない……と思わされた小説『君に恋をするなんて、ありえないはずだった』(筏田かつら/宝…
小説・エッセイ
2021/8/5
恋はするものではなく落ちるもので、コントロールなんてできやしないのだと思い出させてくれる小説『はじまりの空』(楡井亜木子/ポプラ社)。結婚する姉の婚約者家族との…
小説・エッセイ
2021/5/13
「結婚適齢期」と呼ばれる年齢になると、心が暗くなることが多い。恋人がいないと焦りを感じ、誰かと付き合っていても「いつ結婚できるだろう」とヤキモキしてしまう。 こ…
文芸・カルチャー
2021/3/18
「それ、もう夫婦でしょ」とツッコミを入れたくなるほど仲の良い男女が、なかなかくっつかない。そんな焦れ焦れを楽しめる『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされて…
文芸・カルチャー
2021/3/14
幸福な恋の物語は、主人公の恋が実るところで終わる。ライトノベル、特に少女向けの多くのレーベルでは、はれて恋人になる、もしくは結婚するところがラスト。知的教養人…
文芸・カルチャー
2021/2/9
※「ライトに文芸はじめませんか? 2021年 レビューキャンペーン」対象作品 人間とあやかしが共に生きる世界の日本。家族からないがしろにされ居場所のない女子高生の柚子…
文芸・カルチャー
2021/2/5
京大卒の“元・日本一有名なニート”として知られる作家・ブロガーのpha(ファ)さん。彼にとって初めての小説作品となる『夜のこと』(扶桑社)が、2020年11月15日(日)に…
文芸・カルチャー
2020/11/14
恋愛小説を書かせたら当代随一の女性作家・窪美澄氏の『私は女になりたい』(講談社)は、アラフィフ女性の道ならぬ恋模様を描いた作品だ。物語の展開を仄めかす書名を脳…
文芸・カルチャー
2020/11/7
12月25日にアニメ映画が公開される『ジョゼと虎と魚たち』。恋愛小説の金字塔ともいうべき田辺聖子の名編で、妻夫木聡、池脇千鶴主演の実写映画が記憶に残っている人も多…
マンガ
2020/10/15
昆虫の蛹の内側は、ほとんどの組織がどろどろに溶けている状態だという。硬い殻をまとわなければ、自分の内側を保てない。そんな繊細な状態だから、揺さぶるだけで死んで…
文芸・カルチャー
2020/7/18
本日発売の「文庫本」の内容をいち早く紹介! サイズが小さいので移動などの持ち運びにも便利で、値段も手ごろに入手できるのが文庫本の魅力。読み逃していた“人気作品”を…
文芸・カルチャー
2020/4/8
「ハーレクイン・ロマンス」を読んだことはあるだろうか? ――え、恥ずかしくてたえられない? そうなのだ、誰もが読書体験をおおっぴらにしないレーベル、ハーレクイン。…
文芸・カルチャー
2020/3/3
女性向け小説投稿サイト「魔法のiらんど」では、Twitterフォロワー65万人の「ニャン」らSNSインフルエンサーとコラボしたキュンと切ない3つの小説が話題になっている。 …
小説・エッセイ
2019/11/27
人と接するとき、本来の自分とは異なる対人用の性格が表れてしまったり、相手との間に壁を作ってしまったりと、素直になれない。また、そのような自分のことをかわいげの…
恋愛・結婚
2019/4/14
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