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タグ:文藝春秋

'文藝春秋'タグの記事一覧(84件)

  • レビュー

    「准教授・高槻彰良の推察」著者の新シリーズ! 家政夫×祓い屋バディが織りなす幽霊譚【書評】

     もし自分の家族が、突然死んでしまったら。霊魂でもいい、霞のような存在でもいいから傍にいてほしい。そう願うのは、至極当然のことであろう。故人もまた、家族との絆…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/11/7

  • レビュー

    付き合いかけの男性がある晩、急に自分の家へやってきた。ドアの向こうの超“汚部屋”を見られてしまい…【書評】

     貯金、整理整頓、時間の使い方、結婚など、自分自身を題材に笑いと学びに充ちた本を多数発表するコミックエッセイの名手・池田暁子さん。  彼女の代表作であるロング…

    暮らし

    2025/11/7

  • レビュー

    踏切で撮られた心霊写真から、思わぬ真相へ!『ジェノサイド』の高野和明による長編小説『踏切の幽霊』【書評】

    『踏切の幽霊』文庫版が2025年11月5日に発売! 《以下のレビューは単行本刊行時(2022年12月)の紹介を再掲したものです》  人が死んだらいったいその魂はどこへ行…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/11/5

  • レビュー

    光浦靖子、50歳でカナダ留学! ワーキングビザを目指し、プロのシェフを育成する専門学校へ。挑戦の日々を綴ったエッセイ最新刊【書評】

     「留学してみたかったなぁ……」。歳を重ねるごとにそんな思いが胸を疼かせる。だが、「してみたかった」と過去形で捉える必要などないのかもしれない。留学に興味がある…

    文芸・カルチャー

    2025/10/29

  • レビュー

    尼崎連続変死事件がモチーフのサスペンス長編。家族同士が殺し合う状況を、他者がどのように作り上げたのか?【書評】

     『家族』(葉真中 顕/文藝春秋)は、実際に起こった大量殺人事件をモチーフにした社会派サスペンス長編である。  体中に痣がある全裸の女性が、交番に助けを求めてき…

    文芸・カルチャー

    2025/10/24

  • レビュー

    女版“半沢直樹”!? ライバル企業のアイデア盗用、親会社への出向…血気盛んな女性社員が奔走する痛快エナジー小説【書評】

     アドレナリンが噴き出し、思考も手も止まらなくなる。頭の中にあったイメージが実現に向かって進んでいく快感。それを感じた時、心の底から「ああ、この仕事をしていて…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/10/23

  • レビュー

    大谷翔平と同い年であることは「夢を奪われること」? かつて“天才”といわれた大谷世代の選手たちの今【書評】

     大谷翔平はいうまでもなく当代随一のスーパースターである。しかし、本書のタイトルを初めて目にしたときに「大谷翔平世代」という言葉にちょっとした引っかかりを感じ…

    文芸・カルチャー

    2025/10/16

  • インタビュー・対談

    病人にとって、文学は究極の「実用書」!? 患者が“痛み”を上手く言語化できるようになる、痛みのカタログ本【頭木弘樹インタビュー】

    カフカをはじめとした作家の編訳や名言集などを手がける文学紹介者の頭木弘樹さん。最新刊『痛いところから見えるもの』(‎文藝春秋)では、自身も難病の潰瘍性大腸炎や腸…

    文芸・カルチャー

    2025/10/13

  • レビュー

    芥川賞『ハンチバック』が文庫化。重度障害者の苦悩――読書ができることは健常者の特権?【書評】

    引用---- “右肺を押し潰すかたちで極度に湾曲したS字の背骨が、世界の右側と左側に独特な意味を与える。” ----  この一文に射抜かれ、息を止めるように読了まで駆け抜け…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/10/7

  • レビュー

    令和版ブラック・ジャック! 無免許医師が超人気女優を整形手術する!? 現役外科医による医療エンタメ小説【書評】

    『最後の外科医 楽園からの救命依頼』(中山祐次郎/文春文庫)は、無免許の天才外科医が、無理難題な“不可能手術”を華麗に完遂するエンタメ医療小説である。ドラマ化もし…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/10/7

  • レビュー

    石田衣良「池袋ウエストゲートパーク」最新作!闇バイト、オーバードーズ、ロマンス詐欺を通して描く社会の歪み【書評】

     ITの技術発達に伴い、社会は利便性が向上している。その一方で、インターネットやITツールを駆使した犯罪の数は加速の一途をたどり、被害者は年々増加している。いわゆ…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/9/26

  • レビュー

    ひとり孤独に死ぬとしても「エンディングノート」は作るべき!“おひとりさま”が自分らしい最期を迎えるため、財産や葬儀について書き残そう【書評】

     『おひとりさまのためのエンディングノート』(齋藤弘道/文藝春秋)は、一人で生涯を終える人を想定したエンディングノートであり、死に関わる準備をするうえで必要な知…

    暮らし

    2025/9/11

  • レビュー

    第32回松本清張賞は『白鷺立つ』! 比叡山延暦寺を舞台にした歴史小説。憎しみ合う僧侶の師弟、その結末は――【書評】

     第32回松本清張賞を受賞した『白鷺立つ』(住田祐/文藝春秋)は、ただの歴史小説ではない。己の“存在”を証明するため、命をも懸けた師弟の生き様に圧倒される、至極の人…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/9/10

  • レビュー

    【第30回松本清張賞受賞】「これは選考委員への挑戦状だ!」5つのジャンルの物語が絡まり合う衝撃のデビュー作【書評】

    『ノウイットオール あなただけが知っている』文庫版が2025年9月5日に発売! 《以下のレビューは単行本刊行時(2023年7月)の紹介です》 度肝を抜かれるとは、こう…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/9/5

  • レビュー

    トンデモ精神科医・伊良部が帰ってきた! 直木賞を受賞した奥田英朗の人気シリーズが文庫版で登場!【書評】

    『コメンテーター』文庫版が2025年9月5日に発売! 《以下のレビューは単行本刊行時(2023年5月)の紹介です》 2023年5月11日に、奥田英朗氏の最新刊『コメンテータ…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/9/5

  • レビュー

    直木賞作家・一穂ミチ『光のとこにいてね』――惹かれ合う女性たちの物語。正反対な二人が特別な関係を築いた22年間を描く【書評】

     小学2年生のときに団地の片隅で出会った、小瀧結珠と校倉果遠。彼女たちの22年間にもわたる人生の交錯を描いた『光のとこにいてね』(一穂ミチ/文藝春秋)。  著者の…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/9/5

  • レビュー

    『キミスイ』住野よるの青春恋愛小説! 片想いの相手との“不謹慎”で特別な旅…恋という感情を知る全ての人へ【書評】

    『恋とそれとあと全部』文庫版が2025年9月5日に発売! 《以下のレビューは単行本刊行時(2023年2月)の紹介です》  周りからは欠点に見えそうなところも含めて、全…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/9/5

  • インタビュー・対談

    【都市ボーイズ/はやせやすひろ×クダマツヒロシ】あなたの実家も呪われている? 本当にあった実家の怖い話に背筋が凍る『ヤバい実家』インタビュー

    怪談ユニット・都市ボーイズのメンバー、そして怪異ハンターとして呪物や怪異譚の取材・発信を続けるはやせやすひろ氏。そんなはやせ氏と作家のクダマツヒロシ氏が、家や…

    文芸・カルチャー

    2025/8/30

  • インタビュー・対談

    額賀澪が考える「小説家の才能」とは? デビュー10周年記念作『天才望遠鏡』で描いた天才の光と影【インタビュー】

    「タスキメシ」シリーズや、『風に恋う』『沖晴くんの涙を殺して』、ドラマ化された『転職の魔王様』など、青春小説やスポーツ小説、お仕事小説を数多く執筆。迷いのさな…

    文芸・カルチャー

    2025/8/28

  • レビュー

    カラオケが何者にもなれない大人を救う!? 仕事、子育て、人間関係…すべての悩める人へ送る、ダウナー系人生讃歌小説【書評】

     何者にもなれない自分をもてあましている。夢を追う時期はとうにすぎてしまったし、かといって誰かの特別な人になれる訳でもない。どこにいても自分の居場所がないよう…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/8/27

  • レビュー

    綿矢りさ、恋愛小説の集大成『激しく煌めく短い命』。女性ふたりの青春時代から大人までの激しい恋を描く【書評】

     綿矢りさの恋愛小説は、おしなべて痛い。  それも多くの場合、2種類の痛みが込められている。一つは、繰り広げられる恋愛そのものがハードモードであること。もう一つ…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/8/25

  • レビュー

    大谷翔平の英語スピーチ、米国ではどう受け止められる? “世界の常識”を多角的に学び、旅する本『新・常識の世界地図』【書評】

    『新・常識の世界地図』(21世紀研究会 編/文藝春秋)は、世界の常識とタブーについて、あらゆる角度から切り込む一冊だ。本書は2001年に発売され、11万部超のヒット作と…

    文芸・カルチャー

    2025/8/20

  • レビュー

    【最恐セレクション】背筋、梨、澤村伊智…人気ホラー作家によるアンソロジー! 読者の深層心理を抉る、珠玉の短編集【書評】

     あなたは、どんなものに恐れを抱くだろうか。幽霊、呪いの類、連鎖する強迫観念。どれもみな恐ろしく、日常に不穏な影を落とす。人気作家による全6作の短編集『令和最恐…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/8/6

  • レビュー

    『国宝』作者・吉田修一による感動の長篇――戦後を生き抜いた80代の元女優の生き様【書評】

     芸か血筋か––––芸を極めんとしたひとりの男の人生の物語、吉沢亮主演の映画「国宝」に、今、日本中が圧倒されている。任侠の一門に生まれながら、女形としての才能を見…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/8/5

  • レビュー

    宮崎駿『君たちはどう生きるか』事前宣伝で内容を明かさなかった理由。制作陣・出演者の声から読み解く「ジブリの教科書」シリーズ新作!【書評】

    『ジブリの教科書21 君たちはどう生きるか』(スタジオジブリ、文春文庫編集部/文藝春秋)は、2023年、スタジオジブリによって制作された長編アニメ作品『君たちはどう生…

    文芸・カルチャー

    2025/8/5

  • レビュー

    松坂大輔は「本当に投げられなくなるまで投げた」。野球の神に愛された男の幼少期から引退までをたどる【書評】

     高校野球史に語り継がれるエピソードは数あれど、1998年の夏ほどドラマティックなストーリーに満ちた年はない。主役は横浜高校のエース・松坂大輔だ。春夏連覇の期待を…

    文芸・カルチャー

    2025/7/25

  • レビュー

    女性は男性より触覚が鋭い? 動物の感覚にまつわる最先端の研究が、人間の五感を超えた「12の感覚」を解き明かす【書評】

     私たちは、周囲の環境をどのように認識しているだろうか。きっとすぐに思い浮かぶのは見ること、聞くことだろうが、それだけではない。匂いを嗅ぐこともあれば、触れて…

    文芸・カルチャー

    2025/7/24

  • レビュー

    “私”の背中を押したのは「下着のリメイク」依頼――。寺地はるなの新作は街の小さなテーラーで繰り広げられる、ささやかにしてあたたかい人生賛歌【書評】

     子どもの頃からリボンが好きで、大人になった現在も頭のリボンがトレードマークの百花。商店街で小さなテーラーを経営する伯母・加代子に頼まれて、下着のリフォーム・…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/7/10

  • レビュー

    朝井リョウ、お腹が弱すぎてトラブルを巻き起こす!? 思わず吹き出してしまうエピソード満載、人気作家のエッセイ集が文庫化!【書評】

    朝井リョウの人気エッセイ集が文庫版で発売! 思わず笑ってしまうユーモラスな作家の日常をお楽しみください。《以下のレビューは単行本刊行時(2022年8月)の紹介です》 …

    文芸・カルチャー

    PR 2025/7/8

  • レビュー

    松本清張は「時代小説」も面白い! 宮部みゆき・有栖川有栖・北村薫が選んだ清張の短編アンソロジー【書評】

     『砂の器』『点と線』『ゼロの焦点』——松本清張といえば、昭和を代表するミステリ作家。それも長編社会派ミステリのイメージが強いのではないだろうか。だが、松本清張…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/7/8