現実にはありえない、様々な“もしも”の話。だがそんな“もしも”を通じていろんな考えを働かせることで、今まで知らなかった自分の一面を見つけたり、普段は考える機会のあ…
マンガ
2024/4/19
柚木麻子さんの最新作『あいにくあんたのためじゃない』は、他人から一方的にレッテルを貼られ、理不尽な思いをさせられる現実に反逆し、「自分」をとりもどす人たちを描…
文芸・カルチャー
2024/4/10
ホラーというジャンルは何に描かれるかによって怖さの種類が変わると思っている。漫画では、ページをめくると「わっ!」と驚くような恐怖が描かれ、アニメーションや映画…
文芸・カルチャー
2024/4/2
神戸という街にはふしぎな磁力がある。 歩いていける距離に山と海があり、都市のすぐそばに自然がある。日本的なものと異国的なものが調和しているようでいて、どことなく…
文芸・カルチャー
PR2024/3/21
今まで観たホラー映画の中で印象に残っているものを挙げていってほしい。その中に『ミスト』はないだろうか。私は後を引くラストの衝撃が未だに忘れられない。原作はマニ…
文芸・カルチャー
2024/3/18
夢枕獏の『陰陽師』と言えば、安倍晴明を一躍有名たらしめた小説である。1巻から18巻まで刊行される人気シリーズで、累計670万部を突破。2024年ゴールデンウィークに、安…
文芸・カルチャー
2024/2/19
お笑い芸人としての枠にとどまらず、MC業や女優業でも活躍する“国民的地元ツレ”・ヒコロヒーさんが、自身初の小説集『黙って喋って』(朝日新聞出版)を上梓した。その内…
文芸・カルチャー
2024/2/15
疲れた心を本の世界で癒したいけれど、まとまった時間を確保するのはなかなか難しい…。そんなモヤモヤを抱える本好きさんに、おすすめしたいのが『1日10分のときめき NHK…
文芸・カルチャー
PR2024/2/14
デビュー30年、画業40年といった現役漫画家は数多くいる。彼らの多くは漫画好きならその名を知らない人はいないレジェンド的存在で、60歳を超えてもなお創作の道を突き進…
マンガ
2024/1/30
第41回 日本SF大賞・特別賞を受賞した、中華SFアンソロジー『宇宙の果ての本屋 現代中華SF傑作選』(新紀元社)が刊行された。第一弾『時のきざはし』につづき、立原透耶…
文芸・カルチャー
2024/1/17
年末年始はいかがお過ごしだろうか。忙しい台所仕事の隙間時間でも、こたつでうたた寝をしながらでも読める短編小説を、2023年にダ・ヴィンチWebで紹介した本から5冊ピッ…
文芸・カルチャー
2024/1/2
生きていくこと、それは他人との距離感を学んでいくことなのかもしれない。川上佐都『今日のかたすみ』(ポプラ社)は、まさに自分と他者との距離を言葉にした作品だった…
文芸・カルチャー
PR2023/12/23
先の見えない禍にのまれ、その中で揉まれるうち、私たちは多分に狂わされた。真面目に暮らしてきたはずなのに、今はこのざま。人生という時間が狂わされたのはもちろんだ…
文芸・カルチャー
PR2023/12/22
出会った時から勝負は始まっている。積み重ねる論理的思考と観察、心理戦、騙し打ち。痺れるような頭脳バトルが体感できる小説が『地雷グリコ』(KADOKAWA)。ミステリー…
暮らし
2023/12/19
村上春樹原作の映画といえば『ドライブ・マイ・カー』がアカデミー賞の国際長編映画賞を受賞したことが記憶に新しいですが、韓国の巨匠が自国で撮った『バーニング』、ベ…
文芸・カルチャー
2023/12/5
西加奈子さんの小説の魅力は、到底一言で言い表せるものではない。ただ、強いて1つ挙げるとするなら、「容赦のなさ」が抜きん出ている。本来であれば隠しておきたい本音、…
文芸・カルチャー
PR2023/12/4
原田マハ氏の小説を読むと、無性に美術館に足を運びたくなる。その作品のほとんどに、ゴッホやセザンヌなど実在した画家が登場したり、アートにまつわるうんちくが語られ…
文芸・カルチャー
2023/11/29
県北には黒蟹山と狩衣山というふたつの山があり、南側は海に面している。重要文化財の黒蟹城を擁するかつての中心地である灯籠寺市や、新幹線停車駅や県庁をはじめとした…
文芸・カルチャー
PR2023/11/13
2007年アップルから「初代iPhone」が発表された。タッチディスプレイ機能を搭載したこのスマートフォンの登場で世界に激震が走ったといわれている。 そもそも携帯電話とい…
文芸・カルチャー
2023/11/5
「引退」という言葉で一番に思い浮かぶのは、ジブリの宮崎駿監督だ。彼は1997年に製作した「もののけ姫」の会見でも、2001年の「千と千尋の神隠し」でも引退宣言をしてお…
文芸・カルチャー
2023/11/1
スロットマシーンなどには「ジャックポット」と呼ばれる大当たりがあり、それまでの敗者たちの掛け金が累積されており、ギャンブルの聖地、ラスベガスのカジノのスロット…
文芸・カルチャー
2023/10/31
日本で1年の間に震度1以上の地震が起こる回数のおおよその平均は2000回とも言われている。1923年9月1日の関東大震災からちょうど100年を迎える2023年。今からちょうど50年…
文芸・カルチャー
2023/10/29
どうしようもなく将来が不安、自分の気持ちに素直になれない、自分に自信が持てないetc…。そんな悩みを抱えている人にこそ、読んでもらいたい一冊がある。2023年10月4日(…
文芸・カルチャー
2023/10/26
たとえば今、相当な空腹に襲われてぺこぺこだとする。歩いていると目の前に中華料理屋の扉が開き、中からにんにくと胡椒のきいたよだれの出る匂いが鼻をくすぐってくる。…
文芸・カルチャー
2023/10/23
発表するたびに読者の期待を超える傑作を生み出し続ける作家、小川哲さんの最新作は、なんと作家小川哲が主人公。連作短編集『君が手にするはずだった黄金について』(新…
文芸・カルチャー
2023/10/22
〈NHKテレビのニュースを見ていると、だしぬけにアナウンサーがおれのことを喋りはじめた〉という一文で始まるのは、筒井康隆氏の短編集『おれに関する噂(新潮文庫)』(…
文芸・カルチャー
2023/10/20
『おひとりさま日和』(双葉社)は、6人の作家がそれぞれおひとりさま女性を描いた短編集である。なかでも、〈一緒になにかをしても心が離れたままの夫と過ごすより、ひ…
文芸・カルチャー
2023/9/24
流れぬ川の水は、塵芥の堆積と共に淀み、やがて腐る。下から上へと臭い立つ腐臭は、夏の盛りにとりわけ酷く、人々の顔を歪ませる。ボウフラが湧き、大量の蚊が発生するど…
文芸・カルチャー
2023/9/20
「うちの会社にもこういう人いる!」……と思わず言いたくなる小説。それが、こざわたまこさんの『明日も会社にいかなくちゃ』(双葉社)です。 とある事務機器を取り扱う会…
文芸・カルチャー
2023/9/13
身近な誰かが“犯罪者”になる。私たちは、その可能性を普段あまり考えない。だが、殺人を含めたあらゆる犯罪において、加害者となるか否かの境界線を越えるハードルは、実…
文芸・カルチャー
2023/8/29
1
2
3
4
5
人気記事をもっとみる
レビュー
ボディメイクの鍵を握るのは「恥骨」だった!? ほぐし&刺激の恥骨リリースで引き締まった体を手に入れる
PR
インタビュー・対談
だんごむし版の“ミュージカル「キャッツ」”として作った絵本。だんごむしの魅力を発信し続けるお笑い芸人にインタビュー
インタビュー・対談
「辛うまラーメン日本一!」の蒙古タンメン中本が、“一生分”の辛旨メニューを明かす本気のレシピ集【インタビュー】
PR
レビュー
男は孤独に弱く、生きる気力を失いおかしくなってしまう? 『死にたいって誰かに話したかった』の著者・新作長編
PR
レビュー
栗山千明でドラマ化「行動心理捜査官」シリーズ完結編。12件の殺人犯 元心療内科医が獄中から放火を手引きした謎を解け
PR