「わかるわかる!」と共感の嵐!? こじらせ女子たちの奮闘を描いた、恋愛マンガ6選

マンガ・アニメ

2020/1/5

「2013 ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされて以来、多くの女性の心をザワザワさせてきた”こじらせ女子”というワード。ことあるごとに、ひっそりと抱える抵抗感や自意識に悩まされてきた方も多いのでは? 年末年始はさまざまな作品に登場するこじらせ女子たちの奮闘から、自分の心を自由にするきっかけを掴んでみてほしい。

タラレバ言葉は禁句!? 悩めるアラサー女子たちの日々

『東京タラレバ娘』(東村アキコ/講談社)

 誰しも一度は口にしたことのある、タラレバ言葉。「あ〜だったら」「こうなれば」と、つい空想の話で気を紛らわしてしまう夜も多い。『東京タラレバ娘』(東村アキコ/講談社)に登場するのは、高望みはしていない”はず”なのに、結婚できないアラサー女子3人組。女子ならではのモヤモヤと微妙な感情を作者である東村アキコ氏が鋭い視点で描いていく。

 自分のこと、他人のこと、恋愛、結婚……。アラサー女子たちが抱える心の嘆きと、幸せを探し求める日々を見守ってほしい。

「なんで私がモテないの!?」非モテ女子の嘆きと本音

『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』(谷川ニコ/スクウェア・エニックス)

「喪女」、それは男性との交際経験や告白の経験のない女性を指す言葉である。『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』(谷川ニコ/スクウェア・エニックス)の主人公、黒木智子(くろき・ともこ)も喪女として生きてきた女子のひとりだ。JKデビューをきっかけにモテモテライフが訪れると信じてやまない智子だったが、その希望はすぐに打ち砕かれる。異性との交流はおろか、入学して2カ月以上学内で会話できていないのだ。

「あんな奴らと群れるくらいならぼっちでいいし!」と悪態をつく智子だったが、内心は焦りと嫉妬に苛まれていた。はたして、智子はこの状況を打破できるのだろうか?

BL大好きな“腐”女子高生が、イケメン4人から猛烈アプローチ!

『私がモテてどうすんだ』(ぢゅんこ/講談社)

『私がモテてどうすんだ』(ぢゅんこ/講談社)の主人公、芹沼花依(せりぬま・かえ)は、ぽっちゃり体型の”腐”女子高生。大好きなアニメの世界はもちろん、現実世界でも男の子同士が仲良くしている姿を見ては、あらぬ妄想を楽しんでいた。しかし、そんな彼女に突然訪れたのは愛するアニメキャラの死。生きがいを失い、体重が激減してしまった彼女は校内の美男子4人からデートの誘いを受けるのだった。

 はたして、花依は自分が主人公の恋愛でも“萌え”を感じられるのだろうか。こじらせ腐女子高生がはじめて出会った、リアル乙女ゲーの行方を楽しんでほしい。

ダメンズとの恋愛に終止符を! こじらせ恋愛に悩んだ方必見

『深夜のダメ恋図鑑』(尾崎衣良/小学館)

 女子たちがこじらせてしまう理由はさまざま。本人に問題がなくても、相手次第でこじらせ恋愛に足を踏み入れてしまうことも少なくない。『深夜のダメ恋図鑑』(尾崎衣良/小学館)に登場するのは、絵に描いたようなダメンズたち。結婚しているにも拘わらず関係を築こうとする「不倫する男」や甲斐性なしのくせに家事や身の回りの世話を女性に託す「亭主関白な男」など、女子たちが思わず「あるある」と頷きたくなる地雷男たちのエピソードがテンポよく描かれている。

 2019年、こじらせ恋愛に悩んだ女子たちは、本作で1年分のうっぷんを消化してみては?

ブラック女子会のトークテーマは、ムカつく奴らのこじらせエピソード

『ブラックガールズトーク』(マキノマキ/小学館)

 24歳のOL、高橋奈緒(たかはし・なお)が訪れたのは友人である、あやと佳央梨のもと。平凡に生きる彼女たちの些細な悩みや怒りは、お酒を片手に開催される女子会で発散されるのであった。

『ブラックガールズトーク』(マキノマキ/小学館)に登場するのは、女子会で共感必至の“ムカつく”奴ら。無神経な自称サバサバ女、オレ様浮気男、モテマウンティング女など、次々と登場するこじらせた奴らのエピソードと痛快な結末を楽しんでほしい。

ぽっちゃり女子が初めての恋と出会う。ほっこりラブコメディー

『ぽちゃまに』(平間要/白泉社)

「いい子だったけど、体型がなぁ……」

『ぽちゃまに』(平間要/白泉社)の主人公は、何度となくこの言葉をかけられてきたぽっちゃり女子、本橋紬(もとはし・つむぎ)。そんな彼女に告白してきたのは、高身長・イケメン・モテ男子、そしてぽっちゃりマニアの後輩・田上(たのうえ)だった。少しずつ距離を縮めるふたりだったが、紬はどうしても自分の体型へのコンプレックスを拭えない。はたして、紬と田上の恋は実るのだろうか。

 心が温まるようなほっこりストーリーの本作は、自分に自信が持てないすべての女子たちを応援するラブコメマンガだ。

 紹介した6作品には、こじらせ女子と彼女たちを取り巻くエピソードが満載。甘酸っぱい青春ラブストーリーも魅力的だが、少しブラックでディープな恋愛模様もときには必要である。今年恋愛に悩まされた方は、年末年始のおこもり読書に選んでみては?

文=山本杏奈