Twitterのライトノベルファンが選んだ”いま熱いライトノベル”ランキングTOP10!
公開日:2014/8/7
『ライトノベルツイッター杯』は、Twitterアカウントを持っている人なら誰でも投票可能な人気ランキング。
「2014年1月1日以降の日付で発売された新作・シリーズ作品」を対象とする新規部門と、「2013年12月31日以前に発売された作品を持つシリーズ作品(2014年1~6月の間に新刊が発売されている)」を対象とする既存部門に分かれ、2014年7月14日~7月21日までの間にTwitter上で投票が行われた。
そして先日、公式サイト上で発表されたランキング結果がこちら!
■新規部門
大賞
『この恋と、その未来。』(ファミ通文庫・森橋ビンゴ)
・体は女性、心は男性。そんな彼(女)に恋した彼。心に恋したのか、体に恋したのか分からない。この恋の行きつく先はどこにあるのだろうか、そして恋ってなんなのか……悩み、苦しみながら答えを出そうとする青春の葛藤に心が揺れます。
・秀逸なキャッチコピーと内容にやられました。個人的には2014上半期ラノベNo.1性同一性障害がテーマの続きが非常に楽しみな作品。恋は、心でするのだろうか? それとも、体でするのだろうか?
2位
『絶深海のソラリス』(MF文庫J・らきるち)
・「──絶望率100%」その言葉のままに読者を絶望の淵へ叩き落す、賛否両論の異色作。 →いま注目を集める戦慄の本格パニックノベル
3位
『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』(電撃文庫・鴨志田一)
4位
『東池袋ストレイキャッツ』(電撃文庫・杉井光)
同4位
『吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる』(ファミ通文庫・野村美月)
6位『王手桂香取り!』(電撃文庫・青葉優一)
7位
『Re:ゼロから始める異世界生活』(MF文庫J・長月 達平)
同7位
『男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。』(電撃文庫・時雨沢恵一)
9位『不戦無敵の影殺師』(ガガガ文庫・森田季節)
10位
VRMMOをカネの力で無双する(HJ文庫・鰤/牙)
夏の終わりとリセット彼女(ガガガ文庫・境田吉孝)
僕が七不思議になったわけ(メディアワークス文庫・小川晴央)
軋む楽園の葬花少女(電撃文庫・ 鷹野新)
■既存部門
大賞
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』(ガガガ文庫・渡航)
2位
『灰と幻想のグリムガル』(オーバーラップ文庫・十文字青)
3位
『ノーゲーム・ノーライフ』(MF文庫J・榎宮祐)
4位
『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』(電撃文庫・宇野朴人)
同4位
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』(GA文庫・大森藤ノ)
同4位
『ヒカルが地球にいたころ……』(ファミ通文庫・野村美月)
7位
『きんいろカルテット!』(オーバーラップ文庫・遊歩新夢)
同7位
『覇剣の皇姫アルティーナ』(ファミ通文庫・むらさきゆきや)
9位
『人類は衰退しました』(ガガガ文庫・田中ロミオ)
同9位
『東京レイヴンズ』(富士見ファンタジア文庫・あざの耕平)
総投票数:902票、総作品数:266作
主催者のルイスさん:新規・既存部門共に上位の作品は、確かな実力のあるものが選ばれたのではないかと思います。ただし作品の善し悪しを決めるのは他人ではなくその読者個人でありますので、是非得票数の少ない作品を推薦した自身を持ち、かつ目を向けてほしいと思います。
結果の順位からお分かりかと思いますが、今期の投票はかなりの接戦だったようです。既存部門に上位入賞した作品は、どれもライトノベルファンなら既に読んだことのある人気作品かもしれません。しかし新作部門は、まだまだ十分な知名度を得ているとはいえない作品ばかり。今後ブレイクするのか、人気が注目すべき作品といえるでしょう。もし「こんなタイトルも知らなかった」という作品があれば、いまのうちにチェックしておくといいかもしれません。
(文=愛咲優詩)