【ダ・ヴィンチ2016年1月号】Cover Modelは、さまぁ~ずさん!

Cover Model 紹介

更新日:2015/12/4

【ダ・ヴィンチ2016年1月号】Cover Modelは、さまぁ~ずさん!

Cover Model さまぁ~ず

テレビでは見られない、
さまぁ~ずの魅力満載のライブDVDが、
12月16日に発売に!

テレビの世界で第一線を走り続ける、
お笑いコンビ・さまぁ~ずの大竹一樹と三村マサカズ。
“人気者になった後はライブから離れ、
バラエティ番組のレギュラーに”というビジョンを描く芸人が多いなか、
二人はブレイク後もライブ活動を継続。
12月16日には、今年7月に天王洲 銀河劇場で4日間にわたって行われた
単独ライブの模様を収めたDVDが発売になる。

大竹 周りからは“なんでライブやるの?”ってよく言われます。面白いのが当たり前で、面白くなければ“つまらなくなった”って言われるでしょうから、確かにリスクが大きいんですよね。でも俺らは、ネタがやりたくてお笑い芸人になったんで。むしろ、周りの芸人たちに“なんでやらないの?”って聞きたいくらい。 

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三村 テレビ番組は、プロデューサーやディレクターがいて、みんなで作っていますけど、単独ライブは1から10まで自分たちに責任がある。二人が面白いと思ったものがどれくらい伝わるのかを、純粋に試せる場って、ライブしかないんですよ。

 キャリアを重ねてもなお、お笑いへの情熱を燃やし続ける二人は、普段どれくらい本を読んでいるのか。大竹さんによると、三村さんはかなりの読書家なのだそう。

大竹 三村さんは、本屋さんの店頭に平積みになっている本を、ほぼ読破していると思います。

三村 それはちょっと大げさ過ぎる(笑)。でも、読書が好きなのは確か。本を読むために早起きすることも。『ダ・ヴィンチ』も毎月読んでいて、“これ読みたいな”とかチェックしています。だから自分のおすすめ本が載っちゃうのがちょっと怖い。“三村これ読んでるの? 本当かよ!?”とか思われそうで(笑)。

大竹 読書好きだってこと、隠してますね。

三村 隠してるわけじゃないんだけど、別に読み解きが得意なわけじゃないし、読書は純粋に娯楽だと思っているから、あえて打ち出さなくてもいいかなって。

大竹 そういうところが“本物の読書好き”っぽい。俺はあまり読まないから余計に。俺が読むのは雑誌とスポーツ新聞が多いですね。ストーリーものは“映画で見る派”。

三村 本好きで良かったと思うのは飛行機に乗る時。機内で映画を見る場合は、離陸した後もしばらく待たなきゃいけないけど、本なら飛ぶ前から読める。

大竹 でも三村さんの場合、機内ですぐ寝ちゃうから、飛行機ではページがあんまり進まないよね。

三村 読んだところまで、本に指を挟んだ状態で、8時間くらい寝ちゃったことも(笑)。

 

■そんな大竹一樹さんが選んだ一冊は…

感動の世界遺産

『感動の世界遺産 ベストセレクション120』
歴史群像編集部/企画・編集
学研 品切れ重版未定

名だたる世界遺産の中から選りすぐられた120の場所が、テキストとビジュアルで紹介されているムック本。美しい写真が数多く掲載されており、写真集としての価値も。使用されている写真の多くは、世界遺産写真家・平山和充によって撮影されたもの。巻末には世界遺産について平山が書いた文章や、09年刊行当時の世界遺産全リストも掲載される。

「三村さんのセレクトと比べるとなんだかちょっと恥ずかしいんですけど、好きなんですよね、こういう写真集が。一言に“世界遺産”といっても、遺跡、景観、自然などがあるのですが、中でも俺は建築物が好き。この本には、建築物のいい写真がたくさん載っています」(大竹 談)

 

■そんな三村マサカズさんが選んだ一冊は…


その女アレックス

『その女アレックス』
ピエール・ルメートル/著
橘 明美/訳
文春文庫 860円(税別)

フランス人作家のピエール・ルメートルが手掛ける「カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ」の第2弾。誘拐された謎の女の居場所を探る刑事たちは、やがて驚くべき真実へとたどりつき……。二転三転する物語に、読む者は何度も翻弄されることに。本屋大賞2015年翻訳小説部門第1位をはじめ、多くのランキングで上位を記録したミステリー作。

「序盤はかなり激しいんですよね。でも、途中から物語が急転していって“そうだったのか!”という驚きの連続でした。登場する刑事たちも個性的で、イヤな奴かと思っていたら意外な一面があったりすることも。ドキドキするような怖い部分もあるんだけど、それだけじゃないのが良かった。読み終わると、内容を忘れちゃう本も多いんですけど、これはずーっと覚えていると思う」(三村 談)