ダ・ヴィンチニュース「アニメ部」

「仲谷明香」声優インタビュー&ミニグラビア【声優図鑑】

仲谷明香

編集部が注目する声優に、声優を目指したきっかけや、初めてのお仕事、そしてプライベートなことまで、気になるあれこれについてインタビューを行い、さらに撮り下ろしのグラビアも交えて紹介する人気企画「声優図鑑」。

第146回となる今回は、「アイドル事変」の桃井梅役、「CHAOS;CHILD」の香月華役などを演じる仲谷明香(なかや さやか)さんです。

――アニメはもともとお好きだったとお聞きしました。

仲谷:大好きでした。私には兄が2人いて、一番上のお兄ちゃんがアニメが好きで一緒に観ていました。その流れのまま深夜アニメの存在を知って。だけど、昔は録画機能がない機械だったので眠い目をこすりながら深夜起きてまでアニメを観ていましたね(笑)。

――どんな作品が好きでしたか?

仲谷:小さい頃は『東京アンダーグラウンド』とか。最近は『夏目友人帳』と『化物語』が好きです。『物語』シリーズは何度か録画に失敗して全部追えてなくて……パニックになってます(笑)。『夏目~』は日常の中に隠れている非日常が好き。私がアニメを好きな理由も多分それで、現実とはちょっと違う世界が好きなんだと思います。

――そもそも声優になりたいと思ったきかっけは何だったのでしょうか?

仲谷:5歳の時にアニメ『ポケットモンスター』を観て、ピカチュウのマネをしてみたら、「うまい!」って友達に褒められたんですよね。それで、「私、ピカチュウになるわ!」って(笑)。でも子供ながらに「ピカチュウにはなれないな」ってわかっていたんです。だったら、「ピカチュウに一番近いお仕事って何だろう?」ってお母さんに聞いたら、「声優ってお仕事があってね、キャラクターに声をあてているんだよ」って教えてくれたので、「じゃあ、私、それになる!」って、そこから始まりました。

――5歳で将来の夢を決め、その後は?

仲谷:中学に上がった12~13歳ごろから、声優オーディションを探していました。パソコンを持ってなかったので、何回も漫画喫茶まで行って検索してましたね。だけど、年齢が若すぎてオーディションの要項から漏れてしまうんですよ。なので、14歳になってからは声優の養成所に通い始めたんですけど、金銭的な問題でお母さんと話し合って辞めたんです。そこでまた新たな別の道から行こうと考えたんです。

――あきらめなかったんですね。

仲谷:はい。それで、アイドルになったんです(笑)。

――AKB48! その時にアニメ作品で声優デビューもして、歩んできた道に間違いはなかった。

仲谷:最初は番組で声優体験をさせていただき、アニメ『テイルズ オブ ジ アビス』(2008年)に出演させていただきました。ただでさえ初めての声優のお仕事で緊張しているのに、番組で声優さんへのインタビューもあるし、カメラも入ってるし、さらに緊張して、「全然できない」って焦りました。

――それから、2013年にAKBを卒業し、本格的に声優活動をスタート。これまでの出演作の中で、転機になった思い出の作品は?

仲谷:グループ時代の作品ですけど、藍田織音役で出演した『AKB0048』。声優選抜でやらせていただいた作品で、いつも私が観ていたアニメの声優さんたちと一緒の現場でやったので、「よし、私もいつかあそこに行くぞ」って強く思えたきっかけになった作品でした。河森正治総監督と平池芳正監督の作品だったので、すごくクオリティ高くておもしろかったし、自分が出ていなくてもきっと観ていただろうな(笑)。

――おもしろかったですよね。

仲谷:もうひとつ思い出深い作品は、『ちとせげっちゅ!!』。5分も満たない短編アニメだったんですけど、三石琴乃さんたち先輩たちがとても優しく教えてくれました。

――主人公の桜庭ちとせ役でしたね。

仲谷:そうなんです。なのに私何回も失敗して。今思うと、本当に下手くそだった(笑)! でもどーしようもなくって、今思い出すだけでも恥ずかしい。だけど、先輩たちが「大丈夫、できるよ」って何度も励ましてくれて。心があたたまって、「がんばろう!」って思えた作品です。

――何度も練習をして努力を重ねていったんですね。

仲谷:1回すごく練習してオーディションに行った時、「それじゃない」「もうちょっとこうしてくれる?」って言われたことがあったんですけど、直せなくって。練習していくことは大切だけど、いくつもパターンを持っていかなくちゃダメなんだ。やりこみ過ぎてもダメなんだって知りました。

――2014年からは『ハピネスチャージプリキュア!』の主題歌「ハピネスチャージプリキュア!WOW!」を担当。

仲谷:AKBを卒業して声優活動を本格的に始めてからも「いつか歌はやりたいな」と思っていたんですよね。先輩の吉田仁美さんが何年もエンディングテーマを担当されていて、その流れで主題歌のコンペに歌を撮って送ってみたんです。そうしたらいきなり歌が決まってしまってビックリ。でもすごくありがたかったし、小さいころに観ていた『プリキュア』ですし、すっごく嬉しかったです。半面、いつも聴いていた元気な曲をはたして自分が歌えるのかなって不安もありました。そんな中、キュアウェーブ役で出演もすることになって大喜びしました。「プリキュアになる!」というのも声優として目標のひとつでもあったので。今度はレギュラーで出演するプリキュアにもなりたいという夢があるので、まだまだ頑張っていきたいと思います。

――ここからはプライベートのお話もお聞きしようと思いますが、Twitterのアイコンの猫の写真がかわいいですね~。

仲谷:ありがとうございます。って、どの子だろ? というのも、飼い猫が4匹いるもので(笑)。アイコンの写真だと、三男のスコティッシュフォールドのトトですね。他にも、雑種の黒猫のキキ、ヒマラヤンのメメ、そして末っ子のモモ。モモは半年前に拾いました。お母さんが置いていっちゃった子猫で、うちの家のそばでずっとミーミー泣いてたんです。探しに行ったら、手のひらにすっぽり乗っちゃうくらいちっちゃくって。まだへその緒が付いててね。病院に行ったら「生まれて一週間も経ってないです」って言われて、「こりゃあダメだ~」って自分で育てることにしたんです。こんなにちっちゃい時から育てたことはなかったので大変でしたけど、今では元気に大きくなりました。

――お休みの日は何をして過ごしていますか?

仲谷:何もしてないです(笑)。寝てるか猫と遊ぶかゲーム。舞台で共演したみんなとグループLINEで誘い合って遊んでます。みんなとやりたいからPS4も買っちゃって、『ガンダムブレイカー』や『Warframe』をやって、今私が舞台期間中でできなくって、気が付いたら『ドラゴンボール(ゼノバース)』が始まってました(笑)。通話しながら遊んでいるので楽しいです。癒しです。

――皆さん仲がいいんですね。そんなゲームのグループLINEのきっかけになった舞台作品は何だったんですか?

仲谷:事務所の先輩の大河元気さんが脚本と演出をした『バカフキ!』です。私は第2弾に出演させていただきました。大河さんがゲームが大好きなんです。

――そのほかにもハマっていることはありますか?

仲谷:料理くらいですかね。料理は趣味というよりも生活の一部ですけど。お母さんの料理は美味しいんですけど、そんなに凝った料理をしないので、自分でCOOKPADで調べて作るのが好きなんですよね。プレミアム会員です(笑)。最近は舞台があって全然作れてなかったんですけど、私はナスが好きなのでナスのひき肉あんかけを作って、疲れていたから無心で食べちゃいました(笑)。

――今後挑戦していきたいことは?

仲谷:おばあさんをやってみたいです。11月に出演した舞台『HYBRID PROJECT Vol.14 RANPO chronicle【虚構のペルソナ 】』の舞台裏で、おじいちゃん役の相手でおばあちゃんをやってみたら喜んでくれて(笑)。やっぱり声のお仕事ならではだと思うのでやってみたいですね。舞台は声のために勉強する場だと思って始めたんですけど、おもしろいですね。お芝居をしていることは同じなのに、声優業界と舞台業界とはまったく違っていて、いろんな人に触れあえるのも楽しいんです。

――それでは最後にファンへメッセージをお願いします。

仲谷:ご覧いただき、ありがとうございます。こんな感じの人間です(笑)。今後も声はもちろん舞台も活動的にやっていきますので、アニメや今回のインタビューを見て「おもしろいな」と思っていただけたら、舞台にも足を運んでいただけたら嬉しいです。

【声優図鑑】仲谷明香さんのコメント動画【ダ・ヴィンチニュース】

――ありがとうございました!

次回の「声優図鑑」をお楽しみに!

仲谷明香

仲谷明香公式ブログ『続、駄菓子菓子、』

仲谷明香 Twitter

◆撮影協力
BC WORLD STUDIO

取材・文=磯貝綾子、撮影=山本哲也、制作・キャスティング=吉村尚紀「オブジェクト



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