切って貼るだけでアート!「きりがみ三景―富士山、深海魚、くつした―展」開催

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/26


 グラフィック工芸家・モーネ工房を主宰する井上由季子さんの実父と義母が切り続けた、きりがみ約3500枚を展示する展示会が8月4日(土)より東京・千代田区「アーツ千代田3331」で開催される。

身近にある素材や新聞を簡単なかたちに切り台紙にのりで貼る。それだけの行為でできる「きりがみ」は上手いへたもなく、すべて「味」となって見る人を楽しませる。

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同展では、井上さんの実父と義母のきりがみが多数展示される。さらに会期中には誰でも参加できるワークショップも開催され、10月には福岡でも展示会が開催される予定。

 

●イベント概要
「きりがみ三景―富士山、深海魚、くつした―展」
期間:2012年8月4日(土)~9月2日(日)
※8月13日(月)~8月16日(木)は休場
時間:12:00〜19:00
会場:アーツ千代田3331地下B104
入場無料

●ワークショップ概要
開催日:8月18日(土)14:00~16:00、
8月19日(日)11:00~13:00
申込方法:参加希望日・氏名+よみがな・年齢・性別・住所・電話番号・メールアドレスを記載して、
ws1@3331.jpまたはFAX03-6803-2242まで「きりがみ申込み」と記載し申込んでください
申込締切:8月12日(日)正午まで
定員:20名
当日の持ち物:参加費500円、使い慣れた紙を切るはさみ

⇒モーネ工房 切り紙のページ
⇒モーネ工房公式サイト トップページ

2012年1月には、同展覧会開催のきっかけとなった『老いのくらしを変えるたのしい切り紙』(筑摩書房)が刊行されている。きりがみがコミュニケーションの少なかった親子の関係を、あたたかいものに変えていく様子が描かれた1冊。
■『老いのくらしを変えるたのしい切り紙』 井上由季子 筑摩書房