映画公開中のレトロでかわいい『ひみつのアッコちゃん』、実は赤塚不二夫作品です

更新日:2012/9/11

ひみつのアッコちゃん (1)

ハード : PC/iPhone/iPad/WindowsPhone/Android 発売元 : フジオ・プロダクション
ジャンル:コミック 購入元:eBookJapan
著者名:赤塚不二夫 価格:324円

※最新の価格はストアでご確認ください。

街の至る所で見かけた映画『ひみつのアッコちゃん』のポスターの綾瀬はるか、めちゃくちゃかわいい! てか綾瀬はるかって何であんなにかわいいんだろう。絶対性格も良さそう。

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このたび初めての実写化で映画になりましたが、アニメ化は何度もされている『ひみつのアッコちゃん』。私が小学1年生くらいの時にもすごく流行って、魔法のコンパクトを買ってもらった覚えがあります。買ってもらうときに母親に「これ買っても絶対変身できないけどそれでも欲しい?」と何度も言われた記憶が。時代を超えてアニメ化されているし、知らない人はいない程の国民的な漫画ですが、実際に原作を読んだことがあるっていう人はあまりいないんじゃないでしょうか。私も実は原作を読んだのははじめてです。あの『おそ松くん』の赤塚不二夫先生の作品だということを知らない人も多そう。

さて原作のアッコちゃんですが、なんだかレトロでオシャレでかわいいけど、色々違う!! まず、魔法のコンパクトじゃない! すごいでっかい壁掛け鏡を風呂敷に持って持ち歩いている! 落としたら危険! あと変身するときの呪文が「テクマクマヤコン×2」じゃないし、戻るときの呪文が「ラミパスラミパスルルルルー」じゃない(この呪文はアニメの脚本家さんがつけたそうです)! そしてすごい大きな壁掛け鏡なのにアッコちゃんすぐに無くして変身が解けなくなっちゃう! またまた危険! でもそれを見かねて鏡の国の謎のサングラスをかけた男が助けに来てくれる! いつも監視されていて危険!

と、初っ端からツッコミ所がありまくりなのですが、まぁそこは子ども向けの作品ということで。

アッコちゃん、変身できるようになって毎日楽しそうだけど、その分ピンチになりすぎです。それでも懲りない。変身はやめない。だって楽しいんだもん。はじめはテストの内容を知りたいから先生に変身したりとイタズラ心で変身することが多いけど、徐々に誰かの為に変身してあげたりとアッコちゃんも徐々に成長していきます。たまに「人間なんてほんとはみんないいひとなのよ」とか、なんだか作者の赤塚先生の人柄が感じられる台詞なんかもでてきたり、子ども向けな漫画ながらも楽しく読めました。心が温かくなりますよ。

てか漫画全体の絵が本当にかわいいです。グッズ展開してほしいな。


鏡ってこんな感じでもらったんですね

レトロでかわいいアッコちゃん

「だいぶこまってますね」って怪しすぎです、鏡の国の人

このまま壁紙にしたいほどのかわいさ

双子になりたいモコちゃんの夢を叶えられるのか

ステキなお話がたくさんんです
(C)赤塚不二夫