大丈夫、トラウマはいくらでも武器に変えられる/アレン様は大変!!ぉ怒りになられてます。⑫
公開日:2025/1/15
貧相な唇の人よりも、ヮタクシの唇のほうがセクシーじゃない?
外見のトラウマだって、活かしたら武器になるのよ。ヮタクシね、子供の頃から、唇がちょっとぽってりして、「たらこ」っぽかったのよ。幼稚園の頃から「たらこ唇」って呼ばれてさ、それが辛いのなんの!
小学校に上がる頃には、「男のくせに女みたいな唇してる、しかもたらこだし」って言われちゃって、またもや「オカマ」呼ばわりされるしね。心の中じゃもうやさぐれてたわよ。当時は、コンプレックスの塊で、笑う時も目立たないように、唇をあえて口の中に引っ込めてたのよ!!?!!【小太り大爆笑】
でもね、途中で考えを改めたの。コンプレックスを隠すんじゃなくて、逆に前面に押し出したらどうなるんだろうって。それ以降、ぽってりした唇を隠そうとするんじゃなくて、目立つように強調してみたの。
そしたら、今じゃどう? 「たらこ唇」がヮタクシのトレードマークよ。むしろ、「アレン様のアイコン」みたいになっているの! いまでは「貧相な唇の人たちよりも、ヮタクシの唇の方がよっぽどセクシーだわ?」って思ってるわ。
すこぉぉぉしの薄毛も笑いに変えたら、OK人生!
ちなみに、コンプレックスを武器にしている人は、ヮタクシだけじゃないわ。最近、ヮタクシのことをよく撮影してくれるカメラマンさんがいらっしゃるんだけど、彼ね、すこぉぉぉし薄毛なのよ。まぁ、年齢相応って感じで、誰もそこに突っ込まなかったの。
でも、ヮタクシが先日、滝で撮影してもらった時、そのカメラマンさんが水の中に入ったら、頭髪がべったり頭にくっついて、まるでカッパにしか見えなくて……。あまりに気になったから、ついスマホで撮影したら、すごくいい写真が撮れちゃったの。そこで、勇気を出して「カッパじゃないのよ」っていじったら、もうカメラマンさんも大爆笑!!!!
「これ、普通の人だったら嫌がると思うけど、実は僕はこの薄毛をトレードマークにしてるんですよ」って言うのよ! ステキでしょ?
しかも、自分のインスタやXにもその写真を投稿して、完璧に笑いへと変えちゃったの。そうやって自分のコンプレックスを笑い飛ばすって、マッコ㌧すごいわ? まさに、トラウマを武器にしている姿勢が、すばらしいなって思ったわ。
ヮタクシもね、幼少期は自分の唇が嫌で仕方なかったけど、今ではトレードマークだもの! あの頃の自分に言ってあげたい。「あんた、そのたらこ唇、気にしなくていいのよ。いつか武器になるんだから!」って。
トラウマも、捉え方次第で武器に変わるの。誰かにからかわれても、自分の強みに変えて笑いにしていく。その想いがあるだけで、人生はぐっと生きやすくなるはずよ!
本来の自分を出せないと、心はどんどん歪んでいく
そして、重要なポイントは、トラウマを抱えたまま本来の自分を出さないでいると、心はどんどん歪んでいくってこと。
なぜなら、トラウマと向き合うのが怖くて本来の自分を隠していると、自分に目を向けず、他人のあら探しばかりするようになっちゃうからなの。自分の欠点を認めたくないから、他人を叩いて「この人も自分と同じ欠点を持っているんだ」と思うことで、安心感を得ようとする。
これ、ヮタクシもそうだったからよくわかる!
ただね、いまはひねくれている人を見るとすぐに思うの。「この人、トラウマの塊だな」って。
アンチのコメントを見ても、全然傷つかない。昔は、アンチのコメントが来ると、本当にイライラしてたけど、いまは「昔のヮタクシもこんなことやってたわ。好きなだけ叩いて、満足してね」って思っちゃう。まるで、マリア様のような慈悲深い気分よ!
今でもアンチのコメントは毎日のように来るけど、全然平気。「キモい」とか言われても、心の中で「本当の自分を隠してひねくれているあんたも、十分キモいわよ……! 苔蒸す!」ってかわいそうになるわ。他人を叩いて満足してるそこのアータ、その事実に早く気づきなさいね? 大変気持ち悪いわよ。


大物マダムタレント。生きる幻。 2014年、全身の美容整形に1500万円をかけた「日本一の謎の整形男子」としてタレント活動をスタート。 日々、嫌な事にはNoを突き付けブチ切れまくり、クリーマン(ファンの総称)達の生きる道標としてもォットリとご労働中。 この大地獄の世の中で、楽に生きる術を発信し続けている。本人曰く、ゆくゆくは当連載を書籍化したいと目論んでいる。