メールで「五月雨式に」ってどういう意味?/毎日雑学
公開日:2025/2/6

メールで「五月雨式に」ってどういう意味?
「五月雨式」とは、物事が断続的に行われたり、だらだらと続いてしまったりする様子を表しています。ビジネスでは、メールや電話で使用されることが多く、一度で用件が終わらず連続する場合に「五月雨式に申し訳ございません」と表現します。
使うときの注意点としては、たとえば、2回目のメールでは断続的な場面とは言えないため、「五月雨式に」では、少し違和感があります。形式的に使っているというイメージです。適切な例としては「続けて失礼いたします」などでも十分で、3回目以降から「五月雨式に」と表現しましょう。ほかには、「何度も申し訳ございません」「たびたび失礼いたします」「立て続けに恐れ入ります」などがあります。
さて、この語源ですが、「五月雨」とは旧暦の5月(現在の6月)頃に、だらだらと降る長雨(現代の梅雨)のことです。「さみだれ」の「さ」は「皐月(さつき)」、「みだれ」は「水垂れ」に由来するといわれています。連続した連絡を申し訳なく思う配慮の言葉ですが、形式的になり過ぎないような配慮も必要ですね。
文=尾形圭子
尾形圭子
※2月14日(金) 09:30~「なないろ日和」テレビ東京に出演いたします。
株式会社ヒューマンディスカバリー代表取締役
キャリアカウンセラー/人材育成講師/僧侶
航空会社と企業の人事部門を経て2004年に会社設立。ビジネスマナー、コミュニケーション、クレーム対応などの研修・講演活動を行うほか、福祉事業所や病院でホスピタリティを活かした「寄り添いの接遇」を指導。「言葉に心をのせて」を大切にしている。
著書は「一生使える電話のマナー」(大和出版)「すぐに役立つ大人のマナーブック」(JAグループ出版)など30冊以上。
※提供している情報には諸説ある場合があります。ご了承ください。
<第237回に続く>