和田アキ子との初仕事に寝坊で遅刻、安室奈美恵のインタビューをすっぽかし…フリーアナウンサー・垣花正の、失敗をチャンスに変える「ポジティブ思考」《インタビュー》

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公開日:2025/2/15

「ホント、終わったなって思いましたよ。今でこそアッコさんと関係性がありますけど、初対面で遅刻ってありえないですもんね。でもその出会いと遅刻があって、その後のリカバリーがあったから、フリーになってからアッコさんと同じホリプロに所属することになりましたから。この本ではアッコさんに謝罪した時に架け橋になってくれた方のことを中心に書いたので、アッコさんが『なんや、私のことそんなに褒めてないな』とおっしゃるかなと心配したんですけど……これを読んだアッコさんの感想、面白かったんですよ。『なんやお前、あの状況でトンカツ食えたんか? 全然追い込まれてないやんか』いやホント、極限まで人を追い込んだことがある人の言うことは違う!(笑)」

 垣花アナの寝坊~遅刻と謝罪行脚、そしてなぜトンカツなのか……その経緯はぜひ本書をご一読ください!

失敗は全部ネタに

 若かりし頃にギャンブルなどで重ねた借金がどうにもならなくなり、あのタモリに「お金を貸してください」と言いそうになったり、ラジオの聴取率調査で誰も聴いていないと判定されてしまった『オールナイトニッポン』を担当したり、モヒカン頭にサングラス姿で“LFクールK”というマイクネームを名乗って活動したり、安室奈美恵のインタビューをすっぽかしたり、社内で寝落ちしてB'zとの収録に遅刻したりなど、これまで数々の型破りなエピソードを残し、自分をさらけ出してきた垣花アナ。そんな話が目白押しの本書を読むと、だんだんと「自分はここまで失敗してないから……大丈夫かな?」という気分になってくる。

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「そうですね、こんなに失敗してる人いるんだって笑ってもらえると嬉しいです。僕の場合、さらけ出した方が喜ばれる感覚を20代の頃に出会った人たちに教えてもらったんです。僕は社会人としてきっちりできる人に及ばないから、逆張りなんですよ。もうさらけ出すしかない

 実はこの前、アナウンサーの藤井貴彦さんと羽鳥慎一さんと番組をやったんですけど、藤井さんって本当にちゃんとした人で、ありとあらゆることを完璧にやりこなした上で、かつキャラもちゃんと出せるハイパーな人なんです。僕は全く対極だわ、って思いましたね。藤井さんみたいなことができないから、さらけ出す戦い方をしてるんです。そして羽鳥さんがすごいのは、実は僕と同じこっち側のさらけ出す方の人間なのに、そう見せないで、しかもちゃんとした自分も出せるっていうところなんですよ」

 しかしそんなハイパーな2人に対し、垣花流の“究極のポジティブ思考法”を炸裂させたそうだ。

「彼らとは同じ94年入社なんですけど、そのときにちゃんとネタを作ってるんですよ。僕は就職活動で日本テレビの一次試験のエントリーシートで落ちたのに、二次試験を受けに行って会場で門前払いを食らったという30年越しのエピソードがあるんです。そのネタを日テレの内定をもらった2人に対して披露して、『何やってんの!』と笑ってツッコまれるというね(笑)。やっぱりね、失敗しても多少変なことってやっておくべきだなと思いました。万人にはお勧めしないですけど、もしかしたら面白いからと二次試験に入れてもらえるかもしれない、ワンチャンあるかもしれないじゃないですか? しかもやったからって、死ぬわけじゃないですから!」

 やってしまった失敗に対して、垣花アナは「ラッキーカウントメーター」を稼働させているのだという。

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