大反響で読み切りから本格連載に! 敵意と溺愛の間で生まれる超運命的恋アクション『昏姫と恋烏』コミックス最新1巻発売
公開日:2025/5/2

妖(あやかし)。中でも怨念を集め、人を喰らうものを祟(たたり)と呼ぶ。それを討つ者を“祓い師”と呼ぶ――。『龍皇の影姫』の原作者・大宙晃が手掛ける新作漫画『昏姫と恋烏』。同作のコミックス最新1巻が、5月2日にリリースされる。
『昏姫と恋烏』は少女漫画誌「LaLa」の2024年11月号で単発、さらに2025年3月号および4月号にて前後編の読み切りが連続掲載されていた作品。読者からの大好評を受け、2025年4月24日(木)発売の6月号で本格連載がスタートした。
同作の主人公は、通称“昏姫”と呼ばれる天才妖祓い師女子高生の日花亜咲。日花家は祓い師を家業とする一族で、その中でも亜咲は幼少期から妖が視える上に触れることができる特異体質の持ち主だった。
現当主である祖父から100年に一度の鬼才と言われ、祓い師としての英才教育を受けてきた亜咲。しかしその一方で、才能が災いして周囲から気味悪がられてしまい、ぼっち生活を送る羽目に……。そしてついに嫌気が差してしまい辞職を決意するも、猛反対を受けてしまう。
どうしても辞めたい亜咲に、祖父は日花家の宿敵“八咫烏の一族”を捉えられたら辞職を認めると宣言。かくして宿敵探しに邁進していた亜咲は、ある日に雨原天と名乗る転校生と出会うことに。その正体は、ターゲットである“八咫烏の一族”で――。
天は亜咲によって命を救われたことから、恩返しに現れたと語るイケメン男子。そのため好意的な態度を示してきたのだが、亜咲は今の境遇から抜け出すために天へ刃を振るう。しかしなかなか仕留められず、それどころかピンチを救われたり、なぜか浴衣デートに連行されたりと思いも寄らない状況に。
倒すべき敵だとわかっていても、彼の想いを無下にはできない。そんな敵意と好意の間で紡がれる心理描写が、同作における大きな魅力の一つとなっている。また天の溺愛ぶりや、それに振り回される亜咲の様子は眺めているだけでニヤニヤしてしまうだろう。
例えば抱っこ状態で峰打ちを決めようとする亜咲に対し、「俺が本気で抱いたら亜咲さん足腰立たなくなりますよ?」とキワドいセリフをぶつける場面はキュン死必至。他にも柔和な表情から一転して敵に鋭い目を向ける天のギャップ、徐々に心を開いていく亜咲などなど……ドキドキが止まらないシーンが続々と描かれていく。
とはいえ祓い師を辞して友達を作りたいという亜咲の願いは変わらない様子。果たして天との出会いが彼女の人生に何をもたらすのだろうか?
