【読み方クイズ】「会釈」正しいのはどっち?「かいしゃく」「えしゃく」/毎日雑学
公開日:2025/5/14
普段何気なく目にする漢字、実は読み間違えているかも?このクイズで、思わず悩む「読み間違えやすい漢字」に挑戦してみましょう!
※漢字の読み方は時代や地域によって変化することがあります。このクイズでは、あくまで一般的に“本来の読み方”とされるものを基準としています。
問題は…

「会釈」の正しい読み方は?
A:かいしゃく
B:えしゃく
答えは下にありますので、まだ見たくない方はいったんここで考えてみてください!
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答えは「えしゃく」です。
例文:道を歩いていたところ前方から来た男性に突然挨拶されたものの、相手の名前を思い出せず、会釈だけしてその場をやり過ごしてしまった。
答えは「えしゃく」ですが、「かいしゃく」と誤読する人も少なくないこの言葉。「解釈」「介錯」と、「かいしゃく」と読む言葉があることから混同してしまうようです。
「会釈」は、ごく簡単な挨拶やその動作を指します。改まって仰々しく言葉を交わす時間がないような場面で、軽くお辞儀をして微笑みを向けたりする、すれ違いざまのコミュニケーションのひとつです。
これを「かいしゃく=介錯」と読んでしまうと、恐ろしい状況に。「介錯」には「付き添いお世話する」という意味のほかに、「切腹する人の介助をする」という意味がありますから、「せめて介錯くらいしてあげればよかった」なんて言おうものなら、「せめて首を斬り落としてあげればよかった」と聞こえなくもありません。歴史好きな人の前では読み間違えたくない言葉といえそうです。
<第284回に続く>