親が優先するのは病気がちな妹。「いい子でいる」を強いられてきた“きょうだい児”の物語/きょうだい、だけどいや①
公開日:2025/6/14
『きょうだい、だけどいや ケアをさせられたきょうだい児だった、けど 』(のまり/竹書房)第1回【全10回】
手塚ナミは、小児喘息で入退院を繰り返す妹がいる「きょうだい児」。親は妹を「病気だから」と守り続け、姉のナミは小さい頃からいつも「いい子でいる」「家族を助ける」役割を求められていた。自分だって親に大事にされたいのに…。我慢を強いられ続けたナミは、次第に家族と距離を置くようになる。『きょうだい、だけどいや ケアをさせられたきょうだい児だった、けど 』は、訪問看護師の作者が描く愛情格差に悩んだ“きょうだい児”の物語です。
※この記事はセンシティブな内容を含みます。ご了承の上、お読みください。
