人気イラストレーター・たなかみさきが描く 365日のワンシーン・イラスト集『日読み』が発売

暮らし

公開日:2025/7/2

 株式会社トゥーヴァージンズは、たなかみさき著『日読み』を発売する。

『日読み』
『日読み』(たなかみさき/トゥーヴァージンズ)

 飾らない日常と人々のワンシーンを描く人気イラストレーター・たなかみさきさん。ストーリー性があり、共感したり、懐かしくなって記憶を呼び起こされたりする。そんな魅力あふれる描写のイラストで、多くのファンを集めている。

 本書は、たなかみさきさんの眼差しで365日の日々を描き出した、日めくりカレンダー風のイラスト集だ。

advertisement

■内容

7月14日、7月15日
7月14日、7月15日
5月17日、5月18日
5月17日、5月18日
4月27日、4月28日
4月27日、4月28日
9月18日、9月19日
9月18日、9月19日
6月4日、6月5日
6月4日、6月5日
1月2日、1月3日
1月2日、1月3日

 日めくりカレンダー風のデザインで、1日1ページのイラストを掲載(見開きで掲載しているページもあり)。本書オリジナルの描きおろしや暮らしのなかで描き溜めた絵など、365日分のイラストをたっぷり掲載。それぞれのイラストには日々の気づきや、思いをつづった“今日のひと言”が添えられている。

 イラストのほかにも、服装にまつわるちょっとした悩みごとから描き始めたイラストエッセイ「私服混乱日記」#1~#31やコミックも収録。めくったあと、捨ててしまう日めくりカレンダーの紙のように、薄くて、すぐに破れそうで、たよりない日々。

 それでも社会、生活、日常、あなたと私の1日は続いていく。日々の暮らしに寄り添いながら、新たな気づきをもたらしてくれる、ささやかな1冊となっている。

■はじめに


今まで様々な日常、非日常を描いてまいりました。

それは自分ごとや、思考を皆さんにお見せしているようで、なんてことをしているんだろう?と思ったりもします。

この作品集はページ数なんと368ページです。約1年分です。なんてことをしているんだろう?

1年分なので、『日読み』と名付け、日めくりカレンダーのような作りにしてもらいました。

日めくりカレンダーって、めくったあと、捨ててしまうのがもったいないな~と思っていました。

実際に現実でも、昨日は戻ってこないので、正しく、いさぎよい作りだとも思います。

1日の始まりに日めくられる薄い紙、薄い1日、正しい日など全然なくて、
すぐに破れそうで、たよりない日々の積み重なりで形成されている自分自身。

過去と未来をどう扱って生きていこう?

この本が、日々変わり続ける社会、生活、日常、
変わり続けているあなたと私の1日を捨てずにめくり続けられるような作品集になればうれしいです。

たなかみさき

■著者プロフィール

たなかみさきさん
たなかみさきさん

たなかみさきさん
1992年生まれ。生活や人物を風通しよく描くイラストレーター。
著書に、作品集『ずっと一緒にいられない』『あ~ん スケベスケベスケベ!!』(ともにPARCO出版)、コミック『大なり小なり』(文藝春秋)がある。

■書籍情報
タイトル:『日読み
著者:たなかみさき
定価:3520円(本体3200円+税)
仕様:四六判/ハードカバー/368頁/オールカラー
ISBN:978-4-86791-051-1
発売日:2025年6月26日(木)※発売日は地域によって異なることがある
発行:株式会社トゥーヴァージンズ

あわせて読みたい