身近な食材で作れるおしゃれな料理の数々! 家飲みが何倍も楽しくなる! 普段使いのおもてなしレシピ集

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公開日:2025/7/18

本当は秘密にしておきたいくらいおいしい! 至福のおもてなしレシピ
本当は秘密にしておきたいくらいおいしい! 至福のおもてなしレシピかお/KADOKAWA

 カフェやレストランのようなおしゃれな料理ってハードルが高そう。家では無理! そんな思い込みを見事に払拭してくれる本を見つけました。料理研究家・かおさんの初の著書『本当は秘密にしておきたいくらいおいしい! 至福のおもてなしレシピ』(かお/KADOKAWA)です。

 色鮮やかで凝った見た目ながら、どれもいつものスーパーで手に入る食材を使い、食材自体のおいしさを引き出すシンプルなレシピがずらり。日々の食卓からホームパーティのおもてなし、晩酌のおつまみまで、全86品が紹介されています。

 実は猟師でもあり、ワインエキスパートの資格も持ち、ずっと食に携わってきたというかおさん。インスタグラムのフォロワー数は23万人(2025年7月現在)を超えており、ページをめくるたびに「あれも、これも作りたい!」という料理が次々と出てくるので支持が多いのもうなずけます。

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野菜をおいしく食べられるレシピがずらり!

 ということで早速2品を作ってみました。まずは「キャロットラペ」。細切りにしたにんじんをを和えるだけの、簡単サラダの代名詞でよく作るという人も多いのでは?

 かおさんのアレンジではオレンジの果肉と白バルサミコ酢を加えていきます。この組み合わせがなんとも絶品! にんじんの旨みを生かしつつ、オレンジの甘みと酸味、粒マスタードが効き、白バルサミコ酢の爽やかな酸味がよく合います。

 そしてもう一品は「かつおとたっぷりごまの生春巻き」。カツオを生春巻きにして、さらにわさびのディップソースを使うとは新しい! 普段なら「できるかな……」とひるんでしまいそうですが、決して難しくないのが本書のいいところ。

 カツオと薬味を用意し、しょうゆをつけて食べる、というところに、ちょっとしたひと手間として、下味をつけたライスペーパーで包む工程を加えます。さらにライスペーパーにたっぷりとごまをまとわせることで味わいがグンとアップしました。

 この2品のほかにも、メインディッシュや鍋もの、せいろ料理、ちょっとビターな大人のスイーツまでさまざまなレシピを掲載。ビールのおいしい夏、子どもたちが喜ぶハロウィンやクリスマス、大人たちも集まる年末年始。さまざまな季節のおもてなしを楽しく充実させるため、本書を手に取ってみてはいかがでしょうか?

文=薄葉亜希子

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