美容放置アラ還が、ヒップアップと痔の改善になるトレーニングを実践してみたところ…!?【著者インタビュー】
公開日:2025/8/16

仕事に家事に育児に忙しい日々を過ごしている間に、いつの間にかすっかり美容を放置気味だという人は少なくないだろう。だけれども、久しぶりに鏡を見て絶句。「私の容貌こんな風だったっけ」「もうどうすることもできない…」と諦めてしまってはいないだろうか。でも、気付いた時が始めどき。美容には何歳からだって挑戦できる! そう思わせてくれるのがマンガ『美容放置アラ還、体調不良を機に美容オタク娘にメンテ教わる』(堀内三佳/竹書房)。紹介されている美容はどれもとっても簡単。「これならすぐに真似できそう」「ズボラでも続けられそう」――そんな声続出のこのコミックエッセイはどのように生まれたのか。また、日々のケアや年齢を重ねながらケアしていくことについて、作者の堀内三佳さんにお話を伺った。
――本書では、痔の改善にもヒップアップにもつながる美尻トレーニングにも触れられています。美容と健康には密接な関係にあるのだなと改めて思わされました。
堀内三佳さん(以下、堀内):私は子どもが生まれた時に、痔になってしまったんです。その頃に一回痔の病院に行ったんですが、その当時の主治医のお医者さんがおっしゃるには、「痔の手術は、手術後にお尻の穴を清潔に保たなくちゃいけないけど、それがすごく難しいから、重症の痔でないならまずは肛門を締める・緩めるを繰り返すトレーニングをするといい」とのことだったので、その通りにトレーニングをしてみたところ、だいぶ改善できました。だけれども、ハードルの低いトレーニングだし「改善したから」と油断してサボっていたら、55歳くらいになって痔が悪化してしまって。それで娘が普段やっている「フロッグリフト」という美尻トレーニングを始めました。
――「フロッグリフト」は、本来は床に仰向けに寝そべった姿勢で両足の裏をくっつけて、その姿勢からお尻を上げたり下ろしたりするというトレーニングです。ですが、それだとかなりキツイということで堀内さんの娘さんのニコさんは、寝そべった姿勢で両足を立てて、その姿勢からお尻を持ち上げるというトレーニングをしていて、堀内さんもそれを真似てみたんですよね。難易度を下げたとはいえ、このトレーニングも結構キツイ動きのように思いますが、堀内さんはどのくらいで慣れましたか。
堀内:最初はお尻も全然上がらなかったし、確かにキツかったですね。でも、1週間ぐらい頑張った頃から徐々にできるようになるので、ちょっとでも徐々に徐々に続けることが大切ですね。そうしているうちに、私の場合はですが、痔の症状も改善していきました。
――そのトレーニングを今も毎日続けられているのでしょうか。
堀内:いや、それが最近お引っ越しをしたら、畳の部屋がなくなってしまって、今はやっていません。床でやる運動なので、今、ちょっと困っているところで、「マットか何かを買わなくちゃ」って思っています。まだ痔は悪化していないけれど、「前みたいに戻ってしまったらどうしよう」「どのくらいサボったら元に戻っちゃうんだろう」と思うと怖くて。早くどうにかしなくちゃって思います。
取材・文=アサトーミナミ
※書籍出版当時の個人の体験、お話をもとにインタビューを行っています。専門情報や個々人の体質・体調に合わせた改善策は、各医療機関等にご確認ください。