色素沈着にはじっくり向き合うしかない? 美容放置していたアラ還女性の、シミとの向き合いかた【著者インタビュー】
公開日:2025/8/17

仕事に家事に育児に忙しい日々を過ごしている間に、いつの間にかすっかり美容を放置気味だという人は少なくないだろう。だけれども、久しぶりに鏡を見て絶句。「私の容貌こんな風だったっけ」「もうどうすることもできない…」と諦めてしまってはいないだろうか。でも、気付いた時が始めどき。美容には何歳からだって挑戦できる! そう思わせてくれるのがマンガ『美容放置アラ還、体調不良を機に美容オタク娘にメンテ教わる』(堀内三佳/竹書房)。紹介されている美容はどれもとっても簡単。「これならすぐに真似できそう」「ズボラでも続けられそう」――そんな声続出のこのコミックエッセイはどのように生まれたのか。また、日々のケアや年齢を重ねながらケアしていくことについて、作者の堀内三佳さんにお話を伺った。
――本書ではさまざまな美容ケアについて触れられていますが、特にメガネ跡の色素沈着に悩んでいるというエピソードに共感させられました。堀内さんは、メガネの鼻当てと鼻の間にスポンジを挟むという対策でメガネ跡を軽減されているんですね。
堀内三佳さん(以下、堀内):歳を取ると、ちょっとうたた寝をしても、枕の跡が取れないとか、いろんな場面で跡が残るなぁと思います。その中でもメガネ跡には本当に悩まされて、どうにかしたいなと思ったんです。
――スポンジならどれでもいいというわけではなく、挟むスポンジにも気をつけているんですよね。
堀内:最初「そうかスポンジを挟めばいいんだ」と思って、鼻当てのところにちょっと硬めのスポンジを挟んだんですが、それだけでもかなり跡がついてしまったんです。だから、今では、スポンジを挟むと言っても、本当に薄い、重みのないものを挟むようにしています。
――跡がつきやすいことや、それに伴う色素沈着に悩んでいる方は多いと思います。本書では堀内さんの色素沈着の対処法として、皮膚科で処方されたハイドロキノンクリームについて触れられていました。効果はいかがですか。
堀内:私のメガネ跡の色素沈着は、ゆったりと少しずつ薄くなっているかなとは思いますが「劇的に綺麗になる」っていうのはちょっと感じられなくて。長くじっくり頑張るしかないかなと思っています。妹は気になるシミができたら、皮膚科に行って取ってもらっているので、そうした方が早いのかなとも思いますが、それは本当に最終手段にしておこうと思っていて、じっくり取り組んでいくつもりです。
取材・文=アサトーミナミ
※書籍出版当時の個人の体験、お話をもとにインタビューを行っています。専門情報や個々人の体質・体調に合わせた改善策は、各医療機関等にご確認ください。