第一園芸が運営する「花毎」の人気連載『二十四節気の花絵』が書籍化!72の花絵と花ことばを収録

文芸・カルチャー

公開日:2025/8/18

 第一園芸のオウンドメディア「花毎(はなごと)」の人気連載「二十四節気の花絵」を書籍化した『銅版画で愉しむ 二十四節気の花ことば 英訳付き』が2025年7月17日より発売中。本書籍化を記念して、対象店舗ではポストカードのプレゼントキャンペーンを実施している(なくなり次第終了)。

第一園芸の店舗、オンラインショップにて発売中
第一園芸の店舗、オンラインショップにて発売中

「花毎」は2018年2月にスタートしたWEBメディアで、「花が毎日の暮らしに寄り添い、心が豊かになること」を提案する第一園芸のオウンドメディア。本サイトの人気コンテンツ『二十四節気の花絵』は、イラストレーター・水上多摩江さんによる描き下ろし作品で構成され、開始以来130話を超える連載となっている。各節気にあわせて選ばれた花を銅版画で表現し、その花にまつわる物語に基づいて新たな解釈による花ことばを創作してきた。

 銅版画で描かれた二十四節気の花絵と新解釈の花ことば
銅版画で描かれた二十四節気の花絵と新解釈の花ことば

 花ことばは、17世紀のオスマン帝国に端を発し、19世紀のヨーロッパで広く流行したといわれている。現在でもその当時に作られた花ことばが多く使われているが、『二十四節気の花絵』ではそれに加えて、花の特性や姿から導き出した新たな花ことばを創作している。各植物が持つ文化的背景や歴史にも触れながら、花についてより深く知ることができる読み物としても楽しめる。

advertisement
 花の特性に基づく新たな花ことばに注目
花の特性に基づく新たな花ことばに注目

 本書について、担当者に話を聞いた。

――本書の意図や狙い、ターゲットは?
 第一園芸のウェブサイト「花毎」の人気コンテンツ、「二十四節気の花絵」を1冊にまとめました。日本の四季に沿った「二十四節気」の花たちと花ことばをイラストとともに楽しめます。計72種の季節の花々のイラストは水上多摩江さんの美しい銅版画。大切な方への贈り物にもおすすめです。また、英語の翻訳つきなので、海外の方にも楽しんでいただけます。

――イチオシ、目玉となるものは?
 全72作の美しい花のイラストと、心のよりどころになるような新解釈の花ことばです。

――『二十四節気の花絵』のアイデアはどのようにして生まれたのですか?
 花毎サイトの中で、写真だけではなく、イラストがあることで温かみを感じていただけるコンテンツを作りたいと考えました。当初花ことばはありませんでしたが、新しい花ことばがあってもよいのではないかという思いから、オリジナルの花ことばを作るようになりました。この書籍のために書き下ろした花ことばもあります。

――最後に、ユーザーへのメッセージをお願いします。
 この本に掲載しきれなかった花のイラストと花ことばも、花毎サイトではご覧いただけます。現在でも月に1回、二十四節気(前半の節気)にあわせて更新中です。

 なお、今回の書籍化を記念し、対象店舗で本書を購入した人、または3,300円(税込)以上、商品を購入した人に、本書に登場した作品をポストカードにして3枚セットでプレゼントする(なくなり次第終了)。

 書籍化を記念して店頭でプレゼントキャンペーンを実施
書籍化を記念して店頭でプレゼントキャンペーンを実施

■プレゼントキャンペーン対象店舗

・DAIICHI-ENGEI(日本橋店、伊勢丹新宿店、三越日本橋店、三越銀座店、田園調布店、東京倶楽部ビル店、ゲートシティ大崎店)
・BIANCA BARNET(東京ミッドタウン日比谷店、横浜ベイクォーター店)
・第一園芸オンラインショップ
※第一園芸オンラインショップでは、本書の購入者のみにポストカードを同梱。

■著者紹介

石川恵子
第一園芸「花毎」クリエイティブディレクター。デザインシンクタンク、消費財メーカーのインハウスデザイナーなどを経て、2011年第一園芸株式会社入社。装飾緑化、商品企画などを経て、2018年にWEBサイト「花毎」を立ち上げ、花の楽しさ、喜びを伝える活動を行う。

水上多摩江
イラストレーター。東京生まれ。中央大学文学部哲学科卒業後、セツ・モードセミナーに通う。銅版画家の岡田まりゑ氏に銅版画を習う。雑誌、装画、 PR誌、カレンダーなどのイラストレーション、個展、グループ展多数。 装画の仕事に、江國香織著「薔薇の木琵琶の木檸檬の木』(集英社)、角田光代著「八日目の蝉」(中央公論新社)などがある。 2018年から「花毎」の「二十四節気の花絵」を連載。

花毎(はなごと):https://www.hanagoto.daiichi-engei.jp/
第一園芸オンラインショップ:https://www.daiichi-engei.co.jp/

あわせて読みたい