『薬屋のひとりごと』作者が贈る『神さま学校の落ちこぼれ』。最新巻はイケメン2人がヒロインをめぐって一触即発!?

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PR 公開日:2025/10/20

神さま学校の落ちこぼれ 12巻
神さま学校の落ちこぼれ 12巻(日向夏:原作、赤瓦もどむ:まんが、星海社:原作協力/白泉社)

 ヒロインをめぐってWヒーローが一触即発――!? 「花とゆめ」で連載中の話題作『神さま学校の落ちこぼれ』(日向夏:原作、赤瓦もどむ:まんが、星海社:原作協力/白泉社)。そのコミックス最新12巻が、10月20日に発売される。

 同作は『薬屋のひとりごと』(主婦の友社:ソフトカバー版、イマジカインフォス:文庫版)の著者・日向夏が原作を務め、『兄友』(白泉社)の赤瓦もどむが作画を担当するスピリチュアルスクールドラマ。強力タッグによる共作として注目を集め、コミックスの累計発行部数130万部を突破した。

 物語の舞台となるのは、「神通力」を持つ人間「ヒミコ」が存在する現代日本。この特別な力を持つ者は国の保護対象となり、その中でもとりわけ優れた力と人格を兼ね備えたヒミコには、「神さま」という国家資格が与えられる。

 主人公の陽美谷ナギは、「神さま」だった祖母・天宇受賣命(あめのうずめのみこと)を擁する神社で生まれ育った女の子。「ヒミコ」に認定された双子の兄・たけるとは対照的に、ナギには神力の欠片もなかったが、ある事件をきっかけに私立惟神(かんながら)學園、通称「神さま学校」へ入学することになる。

 とはいえ肝心の「神通力」が使えないナギは、入学早々に学園きっての落ちこぼれに。それでも個性豊かな仲間たちと切磋琢磨しながら、超難関の国家資格・神さまを目指し奮闘していく――。

 入学当初は「神通力」を使えない代わりに、持ち前のフィジカルとパッションで課題を乗り越えてきたナギ。しかし物語が進むにつれて、彼女の内には底知れない「神通力」が秘められていることが明らかになり、その裏では「スサノオ会」と呼ばれる謎の組織が暗躍し始めるのだった。

 今回発売される最新12巻では、神在月(かみありづき)の集会が開催され、ナギもアルバイトとして参加する展開に。そこには「スサノオ会」も紛れ込んでおり、何やら不穏な動きを見せる。

 一方、ナギをめぐって火花を散らせるのは、江道トータと月読命(つくよみのみこと)の二人。トータはナギのクラスメイト、ツクヨミはナギの特別講師を務める神さまで、どちらも何かとナギのことを気にかけてきた存在だ。いまだ謎の多いナギの能力について、トータはツクヨミに思うところがあるようで、一触即発の展開が予感される。

 「スサノオ会」の暗躍に加え、ツクヨミとトータの動向からも目が離せない『神さま学校の落ちこぼれ』。波乱の最新12巻をぜひお見逃しなく!

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