『ペンと手錠と事実婚』が神奈川県警察とコラボ啓発ポスターも! “年齢差”22歳の二人。両家顔合わせを経てどうなる!?

マンガ

PR 公開日:2025/11/4

ペンと手錠と事実婚 6巻
ペンと手錠と事実婚 6巻(椹木伸一:原作、ガス山タンク:作画/白泉社)

 SNSを中心に話題沸騰中の漫画『ペンと手錠と事実婚』(椹木伸一:原作、ガス山タンク:作画/白泉社)コミックス最新6巻が、10月29日に発売された。また同日から、神奈川県警察とコラボした警察詐欺注意喚起ポスターが展開中だ。

 同作は2022年より「ヤングアニマル」で連載されている歳の差ミステリーラブコメ。仕事第一の堅物中年刑事・切鮫鋭二(きりさめえいじ)と、推理力抜群ながら無口な女子高校生・梔子鶫(くちなしつぐみ)の異色バディが、複雑怪奇な難事件を解き明かしていく。

 二人の出会いは、とある転落事故がきっかけだった。“廃ビルで不審者が暴れている”との通報を受け、鋭二が駆けつけた先で出会ったのは、スケッチブック越しにしか会話をしない鶫。肝心の不審者は見当たらず、イタズラ通報かと思われたその時、屋上から人が落下する事件が発生する。これが鋭二と鶫の出会いで、最初の事件だった。

 現場検証の結果から自殺と結論付けられたが、鋭二はどうしても他殺の可能性が拭えない。すると鶫は、スケッチブック越しに「自殺じゃない」と主張し、その後も推理のヒントを書き込みながら、事件の真相を次々に明らかにしていく。

 ついには真犯人まで突き止め、逆上した犯人に襲われかけるものの、間一髪のところで鋭二が身柄を拘束。こうして事件は無事に解決を迎えるも、鶫はこの一件をきっかけに鋭二へ恋心を抱き、婚約を迫る猛アプローチを始めるのだった。

 ちなみに鋭二は40歳、鶫は18歳で、その年齢差は実に22歳。鋭二もはじめは真に受けていなかったが、気づけば婚姻届にサインをさせられ、同棲生活まで始めてしまう。

 というのも抜群の推理力を持つ鶫は、事あるごとに力を貸してくれるのだが、そのたびに見返りを求めてくる。爆発まであと2時間という切羽詰まった状況でも、「婚姻届にサインしないと爆弾の場所はわからない」「早くしないと人が死ぬ」と脅迫し、鋭二はあれよあれよという間に婚約を避けられない状況へと追い詰められてしまうのだ。

 そして今回発売される最新6巻では、両家顔合わせ食事会の後に起きた、事件の解決編が収録。鶫の推理力で事件は解明に向かうが、そこには驚愕のトリックが…!? 気になる事件の全貌を、ぜひその目で確かめてほしい。

 また『ペンと手錠と事実婚』と神奈川県警察によるコラボ啓発ポスターが誕生。全国的に被害が拡大している警察詐欺への注意喚起を目的としている。

神奈川県警察コラボ・注意喚起ポスター(C)椹木伸一、ガス山タンク/白泉社
神奈川県警察コラボ・注意喚起ポスター(C)椹木伸一、ガス山タンク/白泉社

 着々と婚約に向かう年の差バディの恋愛模様はもちろんのこと、本格的なトリックも高い評価を受けている『ペンと手錠と事実婚』。コラボポスターとあわせて、ぜひコミックス最新6巻をチェックしたい。

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