『シティーハンター』40周年記念ムック発売! 鈴木亮平、井上雄彦らとのスペシャル対談も収録
公開日:2025/11/16

北条司氏の代表作を徹底的に深掘りした『「シティーハンター」40周年記念ガイド シティーハンター深掘BOOK』(KADOKAWA)が、2025年10月29日(水)に発売された。刊行直後から、ネット上では感想やレビューが相次いでいる。
『シティーハンター』は、裏社会のトラブル解決を請け負う一流のスイーパー(始末屋)・冴羽獠と、そのパートナー・槇村香の活躍を描いたアクションコメディ。1985年から1991年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載され、単行本の累計発行部数は5000万部をゆうに超える。アニメ化や実写化などのメディア展開も盛んに行われ、2025年2月26日に連載40周年を迎えた。
この節目を記念して刊行された同書は、40年にわたる『シティーハンター』の軌跡を徹底解析したムック本。内容は漫画から実写版まで多岐にわたり、名場面ランキングや人気の扉絵BEST40、北条司氏自らファンの質問に答える40問40答など、見どころ満載だ。
また同書には、北条司氏と豪華ゲストによるスペシャル対談も収録。Netflix映画『シティーハンター』で主演を務めた俳優の鈴木亮平、北条の元アシスタントで『SLAM DUNK』の作者・井上雄彦氏、そして「週刊少年ジャンプ」元編集長で『シティーハンター』の初代担当編集者・堀江信彦氏といった錚々たるメンバーで、コアなファンでなくとも楽しめる一冊となっている。
さらに付録もファン必見の内容だ。巻頭には、今回のムックのために北条自ら描き下ろした表紙イラストと、40周年を記念して描き下ろされたイラストを使った両面ポスターを収録。巻末には、厳選した18枚のカラー扉絵をピンナップとして収めており、切り取って飾るのはもちろん、スマホケースなどに入れて“推し活”アイテムとして楽しむこともできる。




早くもネット上には「宝塚も仏版シティーハンターも余すことなく入っていて、ものすごい読み応え」「シティーハンター好きにはたまらない」「40周年記念にふさわしいスペシャルな一冊」「イラストもいっぱい載っていて……家宝決定です!」といったコメントが続出。
また、Amazonで紙書籍を購入すると、表紙描き下ろしイラストを使用した待ち受け画像がもらえる特典も用意されており、「これだけで買う価値あり!」という反応も見られた。
『シティーハンター』連載40周年で再び脚光を浴びる北条司ワールド。ちなみに9月からは『CAT'S EYE 新装版』(北条司/コアミックス)の4カ月連続刊行もスタートしており、こちらも話題を呼んでいる。

新装版は全10巻で、現在は第6巻まで発売中。続く第7巻・第8巻は11月20日(木)、第9巻・第10巻は12月19日(金)に発売予定で、最終10巻には北条氏自らリメイクした読み切り作品「スペース・エンジェル」が初収録される。

さらに11月22日(土)からは、上野の森美術館にて、作品史上最大規模となる原画展「シティーハンター大原画展~FOREVER, CITY HUNTER!!~」も開幕予定。約400点もの原画が集結する展覧会で、会場には貴重な資料のほか、作品の世界観に浸れるフォトスポットや特別映像も用意されている。
40年の時を超えてもなお輝き続ける『シティーハンター』の魅力。この冬は、記念ムックや原画展などを通して、北条司ワールドを存分に堪能してみてはいかがだろうか。
