オモコロライター・モンゴルナイフの運命コスメはPOLAのコンシーラー!「SEXYすぎて虫が寄ってきた」香水談義も【インタビュー】
公開日:2025/11/22
ゆるく笑える記事やラジオを発信し、さらにYouTubeでの動画配信も行うウェブメディア「オモコロ」。その運営会社である株式会社バーグハンバーグバーグで、ディレクター、デザイナー、そしてライターとマルチに活躍されているのがモンゴルナイフさんです。オモコロのメイク担当としてのご活躍や、大丸松坂屋のデパコスイベントへ出演されるなど、コスメにも詳しいモンゴルナイフさん。そこで本インタビューでは、このメイクのお話を中心に、彼女の魅力に迫りたいと思います。

新しいコスメで大貧乏になってしまうのが悩み
――色々なコスメを幅広くご利用されていると思うんですが、ご自身のメイクの際の使い分けの基準はどのように決めていますか?
これは結構明確で、ベースメイクはミドルコスメからデパコスにしてます。若い時は全然プチプラで行けたんですけど、崩れてくるときのことを考えてこうなりました。年も召してきて、「エイジ……」って感じで……! 自分の変化に合わせてアップデートしてます。けど、プチプラコスメも進化がすごいんですよね。プレスリリースでどう進化したのか見て、衝撃を受けたものは買うようにしてます。
――コスメの情報収集は主にプレスリリースからされるのでしょうか?
そうですね。コスメブランドさんって各種SNSをやってくれてるんですよ。たくさん情報を発信されてることが多いので見逃さないようにしてます。あとは、雑誌の美容ライターさんの情報をチェックしたりします。神崎恵さんが大好きなんです。
成分も確認しますが、最近は「これが入っているからダメ」と決めつけずに買うようになりました。今年のGW明けに、日本の化粧品研究者の方を訪ねて原料製造者のお話を伺ったのがきっかけですね。それまでは世界中のコスメを試そうと思ってたんですけど、作る方々の話を聞いて感動して「やっぱりジャパンコスメすごい」と考えるようになりました。悪者扱いされがちな成分も、そうならないよう努力しているというお話や、実際に原料に触れたことで感激しました。コスメも進化しているし、一度試してみようという気持ちで購入するようにしています。ただその結果、たけのこのように出てくる新しいコスメで大貧乏になってしまうのが悩みです……。
――収入のどのくらいがコスメに消えていくのでしょうか。
結構消えてると思うんですけど……。給料日後にバーっと買っちゃうので分からないです! 怖い! 服は買わなくなりましたね。服よりコスメを買っちゃいます。コスメを通販で買うのも良いんですけど、ロフトやプラザで先行販売みたいな時に頑張って歩き回って買うのを楽しんでます。
――コレクション欲のような感じになってきていたりも……?
私、そういうの無いんです。寝かしとくのもったいねみたいな感じで。もう使ってローリングストック! みたいな感じです。何か素晴らしいものに触れて、すごいな~! って感動したいんですよね。感動屋さんなので!!!

――雑誌は何をチェックされていますか?
雑誌は大体チェックするんですけど、特に『美的』『VOCE』『LDK』、そのあたりが好きで読みます。仕事で写真を撮るので、雑誌の写真を参考にして勉強したりもしますね。YouTubeチャンネルの「ふっくらすずめクラブ」の方でメイクの企画をやってたときは、「あの人にこう使うといいんじゃないか?」みたいな視点で見てたんですけど、最近は自分がコスメを買うために見てます。美容雑誌の後ろについてる発売予定のカレンダーが、私のタスクになっていくっていう……。ワハハ!

――一軍コスメについて教えてください。
すごいと思うのはやっぱりこれ、POLAのディエム クルール カラーブレンドパウダーコンシーラーです。(画像左端)

この色合いがいまだに衝撃なんですけど、きちんとコンシーラーとして働くんですよ。目の下のクマだったらオレンジ、みたいに、隠したい部分の補色を多めにとってブレンドして、肌に乗せるときれいに粗が隠れるんです。私もうこれがないと無理です! 原点にして頂点。他のコスメを全部家に忘れても、これだけは無いとマズイんです。正直全部コンビニとかで間に合わすこともあるんですけど、これだけは……。もう運命コスメですね。
また、マットハイライトが流行っていたので、私もたくさん買いました! 中でもセザンヌのトーンフィルターハイライトにはびっくりしました。これが千円以下で手に入るのはすごい。最近のメイクでは欠かせないアイテムになってます。あとは、やっぱりFujikoが大好き。Fujikoってほんとに面白いことをいっぱいやってる会社なんですよ。今のメイクだと眉毛の色抜きたいので、眉マスカラをよくチェックしてます。

それから、今年感動したもの。あまり発信はしなかったんですが、梶恵理子さんのEnamorのメロウメルティングチークです。もう、意味が分からないくらい良くて。これ、ベージュなんですが、温かみもあって発色が素晴らしいんですよ。ハイライトも兼ねているようなチークで、全色買っちゃいました。特にこの06番は、まさに東京でバリバリ働くウーマンというイメージに仕上がって、「メイクを分かってる人の頬~!」という感じがして大好き。「これ、何色なの? ベージュ? ピンク? コーラル? 分かんない!」みたいな、色の正体が掴めない絶妙なものに、やっぱり惹かれますね!
あとやっぱり、資生堂さんが凄すぎますね。エッセンスリキッドEXを使ってます。マキアージュと資生堂本体のファンデーションを足して割ったみたいなやつです。これも無いと無理ですね。マスクでよれないファンデの先駆けで、黒い帽子の姉貴(ドラマティックエッセンスリキッド)が出てからずっと使ってます。しっとり系とさらさら系のテクスチャが混在するんですよ。
最近はこやつらがあればなんとかなります。こういう、何なの?みたいなやつ!
