子どもがいじめられたら困るから頑張るママたち。いじめの温床にもなりうるママ友付き合いに、先輩パパ&ママがアドバイス【著者インタビュー】

マンガ

公開日:2026/1/2

 病院のベッドに横たわった双子の妹の変わり果てた姿――。漫画家・横山了一さんによる『ボスママに徹底的に復讐する話』(KADOKAWA)では、ママ友グループからいじめを受けたママの双子の姉が妹に成り代わり、ボスママへの復讐を企てます。

“族の抗争”を取り入れた力任せな展開、そして友情・努力による勝利にスカッとしつつ、ドキッとさせられるのはママ友グループによるリアルな嫌がらせ。じつは、実際に存在したというママ友グループがモデルになっているそうです。横山さんが伝え聞いた陰湿ないじめの実態とは? 本稿では、本作の制作裏話をはじめ、ママ友付き合いの難しさや、横山さんが経験したパパ友経験談などについてインタビュー。妻で漫画家の加藤マユミさんも時々登場!

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――この漫画でも描かれますが、ママ友同士の関係って特殊ですよね。実際、距離感の難しさを感じている人は多いと思います。

横山了一さん(以下、横山):大人だけの関係なら、気に食わない相手とは会わないとか、距離を置くなど対処できますけど。ただ、子どもが関係しているから逃げられないというしんどさはあると思います。

加藤マユミさん(以下、加藤):周りのママ友から浮かないようにはしてましたね。自分が浮くだけならいいけど、「あそこのお母さんはおかしい」と思われて、子どもがいじめられたら困るから。

横山:そうね、和を乱さないようにしなきゃいけない。

――周りから浮かないために工夫していたことはありますか?

横山:挨拶をちゃんとしたり、会ったら世間話をしたり…普通です。たまに、他の親とまったく接点を持とうとしないパパもいるので、そういう人に比べたらコミュニケーションを取っていたと思います。幼稚園の運動会でも競技に出ていましたし…。勢い余って転びましたけど(笑)。

――(笑)。ママ友付き合いで悩んでいる人に、声をかけるとしたらどんなことを伝えますか?

加藤:子どもが小学校低学年くらいになるまでは、親が子どもについて回るのでママ友と会うことも多いですが、自分たちだけで遊ぶようになればママ友付き合いも終わります。子どもが中学生くらいになると、ほぼ会うことがない。

横山:ずっと続くわけじゃないので、期間限定だと思って。たぶん、ママ友付き合いが薄まってからの人生のほうが長いから。本当に気が合う人とは付き合いが続くだろうし。大勢いなくても、気の合う人が何人かいればいいと思います。

取材・文=吉田あき

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