“絵が下手”でもフォロワー19万人超えの漫画家になれた理由は…「根拠のない自信」と「とんでもなく褒めてくれた家族」【著者インタビュー】
PR 公開日:2026/1/14

つい言い過ぎてしまったり、わかってくれているだろうと勝手に判断して伝えることを怠ってしまったり…。近い存在だからこそ、曖昧になってしまいがちな家族の距離感。そんな時、「これくらいがちょうどいいのかも」とお手本になるのが、漫画家・小林潤奈さんによるエッセイ漫画『小林一家は今日も「ま、いっか!」』(主婦の友社)です。
本書に描かれているのは、読んでいるうちに毎日のモヤモヤが吹っ飛んでしまうような、とにかく明るい小林一家の日常。ひとたび本を開けば彼らのファンに。そんな人たちが続出している1冊なんです。本書に込めた思いや家族との思い出など、著者の小林潤奈さんに伺いました。本書の裏話や小林一家の爆笑エピソードにも注目を!
――漫画はいつ頃から描き始めましたか?
小林潤奈さん(以下、小林):今思うと、高校生の頃に勉強そっちのけでノートに漫画を描いていました。友だちと遊んだ時の漫画絵日記みたいなのを描き、休み時間にみんなで回し読みしていて。それが、漫画を描き始めた発端かもしれません。
――その頃からエッセイ漫画だったんですね。
小林:そうですね。本格的に仕事につながる漫画を描き始めたのは、大学生の頃です。上京した姉がひとり暮らしを始めて。寂しそうだったので、一緒に暮らしていた頃のお姉ちゃんとの思い出をノートに書き、写メを送っていたんですよ。そしたらお姉ちゃんが、面白すぎるからSNSに出したほうがいいと言って。身内ネタだから、「楽しいの、うちらだけじゃない?」と思ってたんですけど、「うちの妹、天才すぎる」って何度も言うから「そうなん?」みたいな感じになり…。
――絵を描くというより、漫画を描くのが好きだったんですか?
小林:絵はもう、目もあてられないくらい下手で。今見るととんでもない絵ですけど、自分では当時から「完璧や」って思ってました(笑)。でもそれが描き続けるコツなんだと思います。下手だから見せられない…じゃなくて、この表情絶妙やないの、などと思っていました。
――自分で自分を褒めるというか。
小林:そうですね。あと、周りにとんでもなく褒めてくれる人がいます。お姉ちゃんもそうですけど、お母さんも「潤ちゃん、これは他の人では描けないよ」とずっと言ってくれていました。そんな家族の存在が大きかったと思います。
取材・文=吉田あき
