炊飯器をハンドバッグのように持って颯爽と登場。どこかズレているうちの姉。人に恥ずかしいと思われることも、気にしなければ笑いになる!?【著者インタビュー】

マンガ

公開日:2026/1/18

 つい言い過ぎてしまったり、わかってくれているだろうと勝手に判断して伝えることを怠ってしまったり…。近い存在だからこそ、曖昧になってしまいがちな家族の距離感。そんな時、「これくらいがちょうどいいのかも」とお手本になるのが、漫画家・小林潤奈さんによるエッセイ漫画『小林一家は今日も「ま、いっか!」』(主婦の友社)です。

 本書に描かれているのは、読んでいるうちに毎日のモヤモヤが吹っ飛んでしまうような、とにかく明るい小林一家の日常。ひとたび本を開けば彼らのファンに。そんな人たちが続出している1冊なんです。本書に込めた思いや家族との思い出など、著者の小林潤奈さんに伺いました。本書の裏話や小林一家の爆笑エピソードにも注目を!

――書籍化でエピソードを選ぶ時、「これだけは入れたい!」というお話はありましたか?

小林潤奈さん(以下、小林):やっぱり、ブログでも反響が大きかった、お姉ちゃんが炊飯器を持って登場する話と、洗濯バサミをぶち壊す話。もう、元気になれるじゃないですか。私の漫画って「何の話だったの?」みたいな話もあると思いますけど、ああいう適当な人の漫画って、いい意味で心がほぐれると思うんですよ。「ま、いっか!」みたいな。ほんと、タイトルの通りに、そんな繊細にならなくてもいっかと心の負担が軽くなるような話だと思うので、絶対に入れたいと思いました。

――あのエピソードを思い出すと、いまだに笑えてきますし、元気になれます…!

小林:読者の方からも「明日からも頑張ろう」「自分らしく生きていこう」みたいなコメントが多かったです。このエピソードを読むと、恥ずかしいと思うようなことも恥ずかしくなくなるというか。面白くて笑っちゃうのと同時に、自分らしく生きてもいいんだという気づきを得た人もいたみたいで。炊飯器持ってきてもらってよかった…と私も思いました。

――たしかに、潤奈さんが「変だよ」と突っ込んでも、お姉さんは全く気にしない様子でしたね。

小林:姉は今でもこのお話で自分がどれだけ面白かったのか、わかっていないんです。なんでこんなに人気なんだろうねって言ってます(笑)。

取材・文=吉田あき

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