弟の彼女が、夫の膝の上に。ぶりっ子炸裂の衝撃エピソード【著者インタビュー】
公開日:2026/1/24

「155センチ! でっか~! みゆ149センチじゃけえ憧れる~!」
幼さアピールに余念がない女性の、痛すぎる行動を描いた『ちっちゃくてかわいいワタシ 痛すぎる勘違い女の正体』(ぱん田ぱん太/KADOKAWA)。
主人公・きよかが弟の彼女・みゆと出会い、物語は始まる。
みゆは大学1年生だが、小学生かのような振る舞いをする女の子だった。きよかの夫の膝に座ったり、「身長が低いから吊り革を掴めない」「童顔で小学生に間違われる」と言ったり、やたらと自分の“子供っぽさ”を強調してくる。
彼氏や同級生たちとはうまくやっていたみゆだったが、その仮面は次第に剥がれはじめ…。
なぜみゆはこんなにも「幼さ」にこだわり、周囲にアピールするのか。その背景には、彼女の生まれた家庭環境の影響があった。
強烈なぶりっ子キャラはどうやって生まれたのか。ウザいエピソードの参考にしたのは? そんな制作裏話や読者へ届けたい思いなど、著者のぱん田ぱん太さんに話を伺った。
――読者が幼いアピールをするみゆに対して最初にびっくりするのは、彼女がきよかの夫の膝にのるシーンではないでしょうか。このエピソードはどうやって生まれましたか。
ぱん田ぱん太さん(以下、ぱん田):読者から見たみゆの第一印象は、誰が見ても「え!?」となるようなインパクトのあるシーンにしたかったんです。
初めて会った男性の膝にのる女子大生…誰がどう考えても、普通ではないシチュエーションですよね(笑)。
女性向け漫画のトラブルメーカーは、男性に媚びる女性キャラが多い。でもみゆはモテたいわけではなくて、ただただ自分を子どもっぽく見せたいだけ。そのことが伝わるように、「膝にのる」という行動にしました。
――この時、みゆの胸中にはどんな思惑があったのでしょうか。
ぱん田:みゆは女としてきよかの夫に近づこうとしたわけではなく、自分の子どもらしさを引き立たせるための道具として、彼を「利用した」感じです。
――きよかの夫はさっぱりしたキャラクターです。みゆに流されないところが素敵ですね。
ぱん田:彼のようにみゆを100%拒否する人がひとりいてくれれば、読者も「自分の感覚はズレていないんだ」と安心できるかな、と思いながら描きました。
取材・文=原 智香
