(小顔だから)マスクが大きくて困っちゃう…! ぶりっ子女のウザエピソード【著者インタビュー】
公開日:2026/1/28

「155センチ! でっか~! みゆ149センチじゃけえ憧れる~!」
幼さアピールに余念がない女性の、痛すぎる行動を描いた『ちっちゃくてかわいいワタシ 痛すぎる勘違い女の正体』(ぱん田ぱん太/KADOKAWA)。
主人公・きよかが弟の彼女・みゆと出会い、物語は始まる。
みゆは大学1年生だが、小学生かのような振る舞いをする女の子だった。きよかの夫の膝に座ったり、「身長が低いから吊り革を掴めない」「童顔で小学生に間違われる」と言ったり、やたらと自分の“子供っぽさ”を強調してくる。
彼氏や同級生たちとはうまくやっていたみゆだったが、その仮面は次第に剥がれはじめ…。
なぜみゆはこんなにも「幼さ」にこだわり、周囲にアピールするのか。その背景には、彼女の生まれた家庭環境の影響があった。
強烈なぶりっ子キャラはどうやって生まれたのか。ウザいエピソードの参考にしたのは? そんな制作裏話や読者へ届けたい思いなど、著者のぱん田ぱん太さんに話を伺った。
――作中、みゆがマスクを使って自分の小顔をアピールするエピソードがあります。マスクという身近なアイテムを使ってるところが今時っぽくて、「あるある感」が強烈でした。
ぱん田ぱん太さん(以下、ぱん田):これは「ウザい女はどんなアピールをするだろうか?」を担当編集さんとふたりで調べて言い合った成果です。編集さんは男性なので、男女での見え方の違いを知ることができて、楽しかったですね。
マスクを使ったアピールにたどり着いたのは、小顔で有名な女性の顔がマスクで覆われてしまった画像を見かけたことがきっかけです。
その方は本当に顔が小さいから自然とそうなりかわいらしいわけですが、実際そこまで顔が小さくない人が小顔アピールのためにわざと大きいマスクを着けたら……みたいな話題から、みゆのエピソードが生まれました。
――担当編集さんとはどのようなお話をすることが多かったですか。
ぱん田:「どのくらい先の展開を匂わせるか」「ウザいエピソードをどうするか?」あたりはかなり相談しました。
編集さんは物語の流れを作るプロですから、毎回4時間くらい「ああでもない、こうでもない」と喋りつつ意見を参考にさせていただきました。
取材・文=原 智香
