「幼く見られたいから わざと子どもっぽい恰好してる」言動がヤバイぶりっ子を論破【著者インタビュー】
公開日:2026/1/29

「155センチ! でっか~! みゆ149センチじゃけえ憧れる~!」
幼さアピールに余念がない女性の、痛すぎる行動を描いた『ちっちゃくてかわいいワタシ 痛すぎる勘違い女の正体』(ぱん田ぱん太/KADOKAWA)。
主人公・きよかが弟の彼女・みゆと出会い、物語は始まる。
みゆは大学1年生だが、小学生かのような振る舞いをする女の子だった。きよかの夫の膝に座ったり、「身長が低いから吊り革を掴めない」「童顔で小学生に間違われる」と言ったり、やたらと自分の“子供っぽさ”を強調してくる。
彼氏や同級生たちとはうまくやっていたみゆだったが、その仮面は次第に剥がれはじめ…。
なぜみゆはこんなにも「幼さ」にこだわり、周囲にアピールするのか。その背景には、彼女の生まれた家庭環境の影響があった。
強烈なぶりっ子キャラはどうやって生まれたのか。ウザいエピソードの参考にしたのは? そんな制作裏話や読者へ届けたい思いなど、著者のぱん田ぱん太さんに話を伺った。
――大学ではうまくやっていたはずのみゆですが、いよいよ窮地に追い込まれていきます。大学の友達3人からかなり厳しいことを言われるシーンは、今までと雰囲気が異なりハラハラしました。
ぱん田ぱん太さん(以下、ぱん田):そこは、みゆが言葉でボコボコに殴られるシーンも必要だなと思って描いたシーンです。
作中で一番厳しいことを言っている子も、みゆとふたりきりだったらあそこまで言わないはずなんです。
他にも女子がいて、その子たちが明らかに自分の味方だからこそ、みゆにバシッと否定の言葉を伝えられたんだと思います。
――女性グループ特有の重い空気を切り取るなど、ぱん田さんは観察眼がとても鋭い方ですね。
ぱん田:どうでしょう。長い時間を女子として生きてきたので、いろいろ見聞きしてきた結果かもしれません(笑)。
――学生時代を振り返っていただいて、背が低い、お酒が飲めない、体重が軽いなど、子どもアピールが強めな同級生もいたのでしょうか。
ぱん田:実際にはいませんでしたね。もし自分がぶりっ子アピールをするならこうしていたかも、と想像しながら描きました。
私自身、背は低いのですが、お酒に強いためそういうアピールは全然できずでした…(笑)。
取材・文=原 智香
