幼少期のやり直しから痛すぎるぶりっ子に転落した末路。作者が伝えたい、幸せに生きるための道【著者インタビュー】

マンガ

公開日:2026/1/31

「155センチ! でっか~! みゆ149センチじゃけえ憧れる~!」

 幼さアピールに余念がない女性の、痛すぎる行動を描いた『ちっちゃくてかわいいワタシ 痛すぎる勘違い女の正体』(ぱん田ぱん太/KADOKAWA)。

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 主人公・きよかが弟の彼女・みゆと出会い、物語は始まる。

 みゆは大学1年生だが、小学生かのような振る舞いをする女の子だった。きよかの夫の膝に座ったり、「身長が低いから吊り革を掴めない」「童顔で小学生に間違われる」と言ったり、やたらと自分の“子供っぽさ”を強調してくる。

 彼氏や同級生たちとはうまくやっていたみゆだったが、その仮面は次第に剥がれはじめ…。

 なぜみゆはこんなにも「幼さ」にこだわり、周囲にアピールするのか。その背景には、彼女の生まれた家庭環境の影響があった。

 強烈なぶりっ子キャラはどうやって生まれたのか。ウザいエピソードの参考にしたのは? そんな制作裏話や読者へ届けたい思いなど、著者のぱん田ぱん太さんに話を伺った。

――強烈なぶりっ子キャラだったみゆは、「生まれた環境」によって人生が捻じ曲がってしまった女性でした。そんな彼女の境遇に共感する方に、どんなメッセージを送りたいですか。

ぱん田ぱん太さん(以下、ぱん田):「自分を幸せにするのは自分自身だ」という言葉を届けたいです。

 生まれによって人生の難易度が変わる…それは事実だと思います。だからといってそこに固執してしまうと、幸せになりそびれてしまうこともあると思うんです。

 みゆは過去の自分を受け入れてそのままの自分でいたら、きっとすごく好かれる女性だったと思います。しかし、子ども時代をやり直すことに固執してしまったがゆえに、いろんなものを失ってしまった。

 だから、自分を冷静にメタ認知して、過去を取り戻すためではなく自分の人生を生きてください、と。スタートから超難易度の高い人生だったとしても、自分を幸せにしていってください、と伝えたいです。

――新作も楽しみにしています!

ぱん田:これから、「生育環境で人がどう変わるか」「大人になってから人は変われるのか」といったテーマの作品を刊行予定です。

 ぜひまた皆さんに手に取っていただけたら嬉しいので、応援よろしくお願いいたします!

取材・文=原 智香

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