「は…? 食べませんけど…?」手作りvs.レトルト… 白目ママが抱える“我が子の食事問題”に共感が止まらない!【書評】
公開日:2026/2/11

臨床心理士で公認心理師の資格も持つ作者・白目みさえさんが描く、共感必至の子育て奮闘記『子育てしたら白目になりました』。本作では、我が子の食事にまつわる“育児あるある”が描かれている。
この日、みさえさんが見ていたのは、とある主婦に密着したニュース番組。ぬか漬けも味噌から手作りするというその主婦は「子どもには良いものを食べさせてあげたい」「心を込めて作ったものは子どもの食いつきがちがいます」と手作りの大切さを語り、リポーターもまた笑顔で共感を示していた。
では、白目家の場合はどうだろうか。長女は手作りの鶏ミンチバーグをボロボロとこぼし、おにぎりは米を残して市販の海苔だけを食べる。また次女も手作りおかゆには見向きもせず、レトルト品には大喜び。この光景に、みさえさんは思わず「は…? 食べませんけど…?」「話がちがうやないかい…」と白目をむくのだった。
こうした食事の悩みは、数ある子育てあるあるのひとつだろう。工夫のバリエーションを増やすべきか、それとも「食べないよりはマシ」と気持ちに折り合いをつけるべきか……。何が我が子にとって最善なのかは、簡単には答えが出ないものだ。
とはいえ明確な答えが見つからなくとも、子どもはすくすくと成長していく。そう考えると、みさえさんのように「ちゃんと食べ物を食べてりゃいいか!」と割り切るのも、ひとつの立派な選択なのかもしれない。
文=ハララ書房
