身の回りの作業を任せて「自分でできる子」に!/子どもの才能を伸ばす 5歳までの魔法の「おしごと」
公開日:2023/2/18
食べ物で遊んだり、落ち着きがなかったり、理由もなくかんしゃくを起こしたり…。子育ての中で出くわす、かわいいわが子の振る舞いに、困って疲れ果てた経験はありませんか?
子どもの周辺環境を整えることで自律的な成長を促す「モンテッソーリ教育」を取り入れた書籍『子どもの才能を伸ばす5歳までの魔法の「おしごと」』から、子どもの能力を伸ばし、ママやパパの子育て中のイライラを減らす秘訣をご紹介。怒って子どもをいなす代わりにちょっとした「おしごと」を与えることが、子どもの才能を伸ばすことにつながるのだそう。
子どもを成長させ、親がラクになる「モンテッソーリ流・魔法のおしごと」を試してみませんか。
「鼻をかむ」「物を運ぶ」など、日常のあらゆる動作がおしごとに! やりたがっていることをやらせることで、何でも自分でできる力がついてきます。「洗濯物をカゴに入れる」といった簡単な作業から任せてみましょう。
※本作品は『子どもの才能を伸ばす5歳までの魔法の「おしごと」』(丘山亜未/青春出版社)から一部抜粋・編集しました

「自分でできる子になる」身の回りのおしごと
「鼻をかむ」「物を運ぶ」など、日常生活のありとあらゆることがおしごとになり得ます。
やりたがったときにやらせることで、どんどん自分でやる力がついていきます。
身の回りのことは、ここに載っていなくても、どんどん教えて任せていきましょう。
どんなおしごとがあるのかを考えるのも楽しいものですよ。

必要なもの
ボウル2つ+小さめのスポンジ+布巾
やり方
片方のボウルに水を入れて、そこにスポンジを落とします。水を吸収したスポンジを持ち上げ、空のボウルの上でぎゅっとしぼり、水を落とします。水をふくんだスポンジの気持ちよさとにぎると水が出てくる様子が子どもには楽しくてたまりません。お水に夢中になる子は、感覚刺激を楽しんでいます。遠ざけるより存分にやらせて、力の獲得と集中力につなげます。