「ぼろぼろ泣いちゃった」「5分枠とかでドラマにしてほしい」ながしまひろみが、大人の女性を描いた最新コミック『わたしの夢が覚めるまで』が書籍化! 5月18日(木)に発売決定
更新日:2023/4/27

(ながしまひろみ/KADOKAWA)
絵本『そらいろのてがみ』やWeb連載時に話題となった『鬼の子』などの自著のほか、作家・原田ひ香さんの小説『三千円の使いかた』(2023年1月にドラマ化)をはじめ多くのカバーイラストを手掛けるなど、活躍中のイラストレーターながしまひろみさん。そんな彼女が、はじめて等身大の女性を主人公に描いたコミックが『わたしの夢が覚めるまで』だ。

2022年2月よりダ・ヴィンチWebで連載がスタートした本作を、「このマンガがすごい!2022」オンナ編第14位にランクインした『三拍子の娘』の著者・町田メロメさんは、『このマンガがすごい! 2023』(宝島社)の中で「この1年で度肝をぬかれた新人作家・新連載」にあげ、「眠りに落ちる瞬間の気持ちよさに似ている」と紹介。
また、SNSでは「すばらしい」「ちょっぴり切ない余韻に包まれてとても好き」「ぼろぼろ泣いちゃった」「5分枠とかでドラマにしてほしい」といった反響があり、この度、満を持して単行本の発売が決定した。「ダ・ヴィンチWeb」での連載に20ページ以上の描き下ろしを加え、豪華オールカラーの1冊となって、5月18日(木)に発売される(※各電子ストア特典あり)。


38歳、一人暮らしの会社員「その」は、眠りが浅い日が続き、夜中の3時に目を覚ますようになる。夢うつつな状態から度々見る夢に登場する家族や友人の言葉は、“その”にとって何かの暗示のようで…。ひとりで生きることとは? 幸せって…? そのが、夢と現実を行き来しながら対話を重ね、辿り着いた心境とは——?
歳を重ねるごとに、仕事でもプライベートでも取捨選択を迫られることが増え、心にモヤモヤを抱えてしまいがちな人たちに寄り添う、「夢」がテーマのこの新感覚コミックは、ながしまさんにとっても新たな挑戦でもあった。

ダ・ヴィンチWeb連載開始前のインタビューでながしまさんは、「私自身、不眠がちになってしまったんです。おそらく、コロナ禍での情勢や、仕事が潮目を迎えているのに次の作品が全然思いつかないことで、不安が膨れ上がっていたのだと思うのですが……いっそ、この不安定な気持ちをそのまま描いてみればどうかと思ったんです。かといって、暗くなりすぎてしまうと、読む人の心がますます落ち込んでしまう。夢と現実の境目をただようような、眠れない夜に読むとほんの少し気持ちがラクになるような、そんな作品を描けないか」と語っていた。
どう物語が動いていくのか、主人公「その」を通して何を思うのか、ぜひ本書で確かめてみてほしい。



なお、ダ・ヴィンチWebでは、連載最終回の21話「そのさきの夢」を発売日までの期間限定で公開している。
書籍情報
・【Amazon.co.jp 限定】わたしの夢が覚めるまで(特典:描き下ろしイラストデータ配信)
・【楽天ブックス限定特典】わたしの夢が覚めるまで(ポストカード)
(※特典は数量に限りがございます。お早めにご注文ください。無くなり次第、終了となります)
※電子書籍あり