ダイエットのきっかけは両足骨折。入院中、食べてもやせることに気がついた!/好きなものを食べてやせる食生活①

健康・美容

公開日:2023/6/16

はじめに

 この本は、私の必然的に「動けない」入院生活をきっかけとして体重管理に取り組んだ、ある意味、実験記録です。

太っていたから、やせた

 更年期を経て代謝が落ち、コロナ禍で在宅ワークかつ運動せずで、あっという間に人生最大の体重を更新していきました。そんななかでの両足骨折。私にとっては、初めての入院でもあり不安いっぱい。しかし、なんと、毎日栄養管理された食事をとるだけで「やせ」、病院食の観察からダイエットの道が開けたのでした。

手がかりを求めて、さまよっていた

 本や雑誌を見て、人に聞いて、また自分なりに、何度ダイエットを試みたことでしょう。しかし、成功しませんでした。生活は不規則、調理が苦手、外食も多く、運動嫌いのため、生活習慣から変えないと取り組めない方法にうんざり。とある方法でやせた後、どうすれば体重維持できるのか、それも疑問でした。リバウンドするのはなぜなのか。

方法は二の次、原因がわかっていなかった

 これまで栄養士さんから指導を受けても、基本は何なのかわからなかった。しかし、病院食を見て、これまで毎日「食べすぎていた」と、見た目で気づいたのです。「カロリー」を考えたのではありません。私たちの食事は多種多様。季節で食材がかわり、地方色があり、個人の好みもしかり。一つひとつの食事のカロリーを想像できるのは、作り方と栄養に関する知識のある栄養士さんだけではないでしょうか。私たち素人には難しすぎます。たとえ家族の誰かが管理していても、毎日、同じようにできるわけではありません。個人で管理する能力を身につけなければならないのです。

行きついたのは、自身の適切な食事「量」を知ること

 カロリーも量で変わります。「やせる」レシピでも、量を間違えたら太る。巷にあふれているレシピも、量を確認しなければならないと気づきました。量の基本を知り、容易に把握できるにはどうしたらよいのか、そこが問題です。

わかりやすく伝える、ということ

 一汁三菜、1日30品目、主食、主菜、副菜も一見わかりやすいですが、これで適切な食事量や摂取カロリーはわかりません。腹八分という感覚で量をコントロールできたこともありません。

実践し、継続するための工夫と、新たな提案としての錯覚の利用

 伝えるだけでなく、できれば試してもらいたい。私は今でも見た目で量を把握し、錯覚を用いて満足感を高め、続けています。そのノウハウを、参考にできる人がいるはずです。

 あなたも、好きなものを食べて、やせる、そして体重維持できる食生活を始めてみませんか。

堀口逸子

<第2回に続く>

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