芥川賞・受賞作『東京都同情塔』は新種のディストピア小説。多様性への配慮が犯罪者への過保護を生み出す!?

レビュー

『東京都同情塔』(新潮社) 昨年4月に刊行された『ユリイカ 特集=〈フィメールラップ〉の現在』で、とりわけ目を惹いたのが、実在の音楽家の名前が登場する短編小説『Planet Her あるいは最古のフィメールラッパ…

本文を読む