直木賞受賞作『ともぐい』はどんな話? 別の山から来た熊に「縄張りを荒らされた」と感じてしまう野性的猟師の死闘とは

レビュー

『ともぐい』(新潮社) “少しだけ、人の股座の臭いに似ていると思う。命の匂いだ” 読み初めてすぐに現れた言葉で、この小説は傑作だと確信した。 河﨑秋子さんの『ともぐい』(新潮社)が第170回直木賞を受賞した…

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