「私が魅力ありすぎるのがいけないんです」マウント女子に学ぶ、自尊心の高め方

マンガ

公開日:2024/6/25

今日もワタシが一番カワイイ 残念マウント女子MAYU

 承認欲求の塊であるマウント女子。容姿・男性関係・持ち物などさまざまな要素で他の女性にマウントをとる生き物だ。とにかく自分に自信があることが特徴で、その自尊心の高さだけは尊敬に値するほど。しかし、同じ会社にひとりでもマウント女子がいると、それ以外の女性にとって仕事がやりにくくて仕方がないだろう。

今日もワタシが一番カワイイ 残念マウント女子MAYU』(白金ゆい/KADOKAWA)は、そんなマウント女子が主人公の作品だ。残念なマウント女子が「ざまぁ」される姿にスカッとできるうえに、簡単には挫けない女子が主人公の姿に勇気がもらえる。

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 主人公の桑野真由香は、自分は社内の男性からちやほやされて当然と思っている、典型的なマウント女子。真由香は、社内で自分が一番かわいいと思っているし、誰よりもモテると思っていた。そんなある日、雪平まゆが育休から復帰してきた。真由香は雪平の仕事ぶりや対人スキルを見て「ウザい」と思いつつもライバル視していく。そんな雪平の仕事を邪魔しながら、自分の地位を下げないための“努力”を続けていた。

今日もワタシが一番カワイイ 残念マウント女子MAYU

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 雪平を貶めるための努力も虚しく、真由香は自分自身の不倫によってその地位を落とすことになる。社内の既婚男性・松本の妻が会社に乗り込んできたことにより、その不倫が白日の下にさらされることとなったのだ。

 不倫や数々の悪質な言動によって、別事業所に異動になった真由香。妻とは別れるといっていたはずの松本からは「君とは遊びだったんだ」といわれて完全な終わりを宣言されてしまった。また、社内の人からも「中途半端な女ほど都合よく遊べる」「甘い言葉並べときゃ喜んでる」という松本の発言を聞かされる。マウントや不倫をする真由香が落ちぶれていく姿に、スカッとできるだろう。

今日もワタシが一番カワイイ 残念マウント女子MAYU

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 しっかり不倫の制裁を受ける真由香。自分はかわいいから不倫をしても許されるなどと世迷いごとを吐くこともなく、誠実に慰謝料の支払いに応じ、会社でも今までの行いを否定することなく、言い訳もせず退職を選ぶ。そうした潔い姿を見ると、不思議と好感が湧いてくる。

 その後、真由香はWeb企画会社に転職。デザインにも触れて、仕事の楽しさを感じている姿を見ると「がんばれ!」と応援したくなってくる。しかし、恋愛感情が原因となり人間関係がこじれてしまうことに。真由香が同じくマウントタイプの同僚が好きな男性社員を狙ったことで、真由香は過去の不倫をバラされてしまう。しかし、真由香はそれだけで挫ける人間ではない。黒宮から不倫を非難されようと、「奥さんでもないその他大勢には何の関係もない」と言い切ったのだ。慰謝料を払って関係も終わっているのだから、取られた側と人の不幸が大好きな野次馬から何をいわれても気にしないという。

今日もワタシが一番カワイイ 残念マウント女子MAYU

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 開き直りのように見える態度だが、確かに真由香のいう通りだろう。今不倫しているわけではないのに、終わったことを騒ぎ立てる方が悪い。部外者が「不倫してたんですか」と騒ぎ立てる行動は、悪趣味だといわれても仕方のないことかもしれない。

今日もワタシが一番カワイイ 残念マウント女子MAYU

 どんなことが起こっても、決して自尊心が折れることはない真由香。先輩女性社員からビンタされても「私が魅力ありすぎるのがいけないんですから」とあざといポーズができるのだ。真由香や他のマウントタイプの女子たちの「ざまぁ」展開にスカッとしつつ、マウント女子の持つ自尊心の高さは見習いたいと思う。

文=ネゴト/ 押入れの人

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