KADOKAWA文芸編集部の5月新刊お披露目! ミッションは親友を失恋させること!?『告白撃』(住野よる)、『君の顔では泣けない』の著者が描く愛の物語『一番の恋人』(君嶋彼方)、中山七里が贈る警察医療ミステリ!! 安楽死が救済か――『ドクター・デスの再臨』の3冊です!
公開日:2024/5/31
KADOKAWA文芸編集部の5月の新刊!
KADOKAWA文芸編集部がお届けする5月の文芸単行本新刊が揃いました。
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KADOKAWA文芸編集部Xアカウント @kadokawashoseki
住野よる『告白撃』(05月22日発売)
親友に告白されたい。そして失恋させたい。大人げない告白大作戦の開幕!
三十歳を目前に婚約した千鶴は、自分への恋心を隠し続ける親友の響貴に告白させるため、秘密の計画を立てていた。願いはひとつ。彼が想いを引きずらず、前に進めるようになること。
大人のやることとは到底思えないアイデアに呆れつつも、学生時代からの共通の友人・果凛が協力してくれることになったが、〈告白大作戦〉は予想外の展開を見せ――。
ものわかりのいい私たちを揺さぶる、こじれまくった恋と友情!!
詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322311000546/
試し読みはこちら ⇒ https://kadobun.jp/trial/kokuhakugeki/entry-94760.html
対談はこちら ⇒ https://kadobun.jp/feature/talks/entry-95385.html
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君嶋彼方『一番の恋人』(05月31日発売)
『君の顔では泣けない』の著者が描く、恋愛を超える愛の物語
道沢一番という名前は、「何事にも一番になれるように」という父の願いで付けられた。
重荷に感じたこともあったが、父には感謝している。「男らしく生きろ」という父の期待に応えることで一番の人生はうまくいってきたからだ。
しかし二年の交際を経て恋人の千凪にプロポーズしたところ、彼女の返事は「好きだけど、愛したことは一度もない」だった――。
千凪はアロマンティック・アセクシャル(他人に恋愛感情も性的欲求も抱くことがない性質)で、長年、恋愛ができないが故に「普通」の人生を送れないことに悩み、もがいていたのだった。
千凪への思いを捨てられない一番と、普通になりたい千凪。恋愛感情では結ばれない二人にとっての愛の形とは。
詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322312000035/
書評はこちら ⇒ https://kadobun.jp/reviews/review/entry-94969.html
著者特設サイトはこちら ⇒ https://kadobun.jp/special/kimijima-kanata/
中山七里『ドクター・デスの再臨』(05月31日発売)
安楽死が救済か、それとも殺人か。中山七里が贈る警察医療ミステリ!
『帰ったら母親が死んでいました。ネットを通して、誰かに安楽死を依頼したみたいなんです』少女からの通報で警察に衝撃が走った。SNSを通じて安楽死を希望する者に処置を施すのは、警視庁捜査一課の犬養隼人が女性刑事・高千穂とともに過去に追い詰めた連続殺人犯〈ドクター・デス〉の手口だったからである。拘置所にいる〈ドクター・デス〉に共犯がいたのか、それとも〈ドクター・デス〉に同調した模倣犯が現れたのか。犬養最大の敵が再び現れる。どんでん返しの帝王が放つ、息もつかせぬ警察医療ミステリ!