ダメ元で食らわせる最後の手段! 本当は屁じゃない?「いたちの最後っ屁」/ことわざびっくり事典②
公開日:2024/6/14

いたちは天敵におそわれたりするピンチのとき、身を守るために、おしりのあたりからくさい液体を出す。そのにおいで相手をひるませて、すきをついて逃げるんだ。
その習性が由来になっていることわざだよ。だから正確にはくさい液体で「屁」じゃないんだけど、まぁことわざの話だから、細かいことはよしとしよう。
ことばの意味は、追いつめられたときに一か八かの最終手段に出ること。また、最後にぶざまな姿をさらすこと、という意味で使われることもあるんだ。
使い方は、「サッカーの試合で相手チームを追いこみすぎた。いたちの最後っ屁じゃないけど、1点入れられてしまった」とか「いたちの最後っ屁でいいから、何かいいアイデアはないものか?」という感じで。

似たようなことばには、次のようなものがあるよ。
「窮鼠猫をかむ」……追いつめられたねずみ(窮鼠)が猫にかみついて抵抗するように、弱い者でもあっても死にものぐるいで強い者に反撃すること。
「最後の悪あがき」……やっても、もはやむだなのに、じたばたと意味のないことをするという意味。