今も昔も子育ては大変! 余計な行動の最たる例「寝た子を起こす」/ことわざびっくり事典③
公開日:2024/6/15

きみは犬や猫をペットとして飼っているとしよう。めちゃめちゃかわいがっている。
ところが! 突然、きみの手にかみついたり、ひっかいたりされたら、ショックじゃない? それまさに、このことわざのこと。
ふだんから世話したり信用している人に、裏切られたり、ひどい目に合わされたりするという意味なんだ。
あまり使いたいことばじゃないけど、「ママにないしょで買ったおやつ。弟にも分けてあげたのに、ママにつげ口するなんて。飼い犬に手をかまれるとはこのことだ」のように使う。
注意としては、このことばは、自分より年下とか、立場が下の人にしか使えない。だから、親や先生、先ぱいなどのことは、「飼い犬」にたとえちゃダメなんだ。

同じような意味をもつことばには、「獅子身中の虫」なんてものがある。「獅子」はライオン、「身中の虫」は「体の中で悪さする寄生虫」のこと。
つまり、身内なのに災いをもたらす者、裏切り者のことをいう。
また、「後足で砂をかける」というものも。馬や犬は走り去るとき後足で砂をけちらす。そこから、恩人のもとを立ち去るとき、めいわくをかける人のことをいう。