赤ちゃんから楽しめる おはなし絵本(2024年6月 新刊&おすすめ絵本)
更新日:2024/6/18

目を見開いて反応したり、笑顔を見せたり、絵本を読みながらいつもとちがう赤ちゃんの表情に出会えたときは、とってもうれしい。次はどんな絵本をよろこんでくれるかな。絵本選びもますます楽しくなりますよね。
ご紹介するのは、赤ちゃん期の絵本タイムにおすすめのおはなし絵本!
ころころころ ねんどどん。ねんどがいろいろな姿に変身する『ねんどどん』はシンプルでカラフルなイラストと繰り返しのことばが赤ちゃんの心をくすぐります。お風呂のバスというだけでおもしろい予感しかしない『バスタブバスです』は、期待の上をいくヘンテコさ、大人もいっしょに笑っちゃいましょう! 『ねずみくんのチョッキ』でおなじみの、うえののりこさんが贈る『ぞうのボタン─字のない絵本─』は、イラストのみで展開されるおはなし。語りかけや会話を楽しみながらページをめくってみてください。
気に入ったフレーズを何度も繰り返したり、登場するキャラクターの名前を覚えたり。ことばと絵が織りなすストーリーを通して赤ちゃんの成長を感じられるのも、おはなし絵本の醍醐味です。
ころころころ ねんどどん。ピンクや緑、白のねんどを丸めたら……いろいろなものに変身!繰り返しのフレーズも楽しい『ねんどどん』
ねんどどん
作・絵:うらつかりょうま
出版社からの内容紹介
オレンジに黄色のねんど。ぺたぺたつぶしてひろげたら……。
パンケーキにへんしん! ねんどどーん!
ピンクに緑に白のねんど。まんまるころころまるめたら……。
だんごにへんしん! ねんどどーん!
オレンジに黄色に緑に赤のねんど。つぶつぶちいさくちぎったら……。
なにになる?
まるめたり、のばしたり、ちぎったり……。ねんどがいろんな姿に大変身!
繰り返しの擬音とフレーズがくせになる、リズミカルな1冊。
子どもたちの大好きな「ねんど遊び」をテーマにした2、3歳向け絵本です。
バスタブバスはお風呂のバス!「ご入浴あれ~声をかけるブタの車掌さんがのぼせちゃった?!ヘンテコなおはなしがクセになる『バスタブバスです』
バスタブバスです
作:りとう ようい
出版社からの内容紹介
お風呂のバス『バスタブバス」がやってきた!
「ごにゅうよくあれ~」と声をかける、明るいブタの車掌さん。
しかし車掌さんはだんだんとのぼせてしまい、海辺でひとやすみ。
そこにタコが現れて…… どうなる?どうなる?
ブタやタコ以外の動物たちの活躍や変化を発見したり、絵さがしをしたり、何度も楽しめます。
色鮮やかで子ども大人もクセになる“りとうワールド”、
じっくりご覧あれ~!
ぞうのおなかにボタンが4つ。はずしてみると中から出てきたのは、うま。うまのおなかにも4つのボタンが……次の展開を想像するのが楽しい『ぞうのボタン─字のない絵本─』
ぞうのボタン─字のない絵本─
作・絵:うえののりこ
みどころ
おなかにボタンがついていて、中から別の動物が出てくる・・・なんという発想でしょうか。この衝撃的な展開には文字も色も背景も必要ありません。
中から出てくるわけですから、だんだん動物は小さくなってゆくのですが、最後に意外な展開が待っています。
文字がありませんから、親としては自分の言葉で子供と会話しながら本を楽しむことが出来ます。
回す、押す、引っぱる指先あそびや音、歌、光のしかけが楽しい! ミキハウスベアの絵本『さわって あそぼう』日本語・英語・中国語の3か国語に対応
さわって あそぼう
絵:汪 晶蕾
出版社からの内容紹介
日本語・英語・中国語、3か国語対応!
音がでたり光ったり、楽しいしかけがいっぱの絵本です。
指先をつかって遊べるしかけが10種類!
指先を使うと、脳が活性化して発達を促します。脳が発達すると、運動能力やコミュニケーション能力も高まります。
この絵本では、回す・押す・ひっぱるなど、遊びながら、さまざまな指先の動きが体験できます。
かわいいミキハウスベアのイラストの絵本です。
【メロディ2曲収録】
・もりのくまさん
・Hickory Dickory Dock
【しかけ 10種類】
(1)たいこ
(2)ライトスイッチ
(3)チャイム
(4)かぎ
(5)ドア
(6)はぐるま
(7)とけい
(8)ルーピング
(9)カメラ
(10)メロディボタン
赤ちゃんが大好きな「ぱぴぷぺぽ」音とカラフルなポケモンの動きが楽しい!『しましまぐるぐる』(Gakken刊)著者の絵本『ぱぴぷぺポケモン かっしーのポケモンえほん』
ぱぴぷぺポケモン かっしーのポケモンえほん
作:かしわら あきお
出版社からの内容紹介
ぱぴぷぺぽ!赤ちゃんが喜ぶ音がいっぱい
「ぱぴぷぺぽの破裂音は幼い子が大好きな音です。
耳に心地良いオノマトペを、絵の動きにあわせて読み聞かせましょう。
見て聞いて楽しい体験をすることで、言葉が好きになりますよ。」
東京大学名誉教授・全国保育士養成協議会会長/汐見稔幸先生、推薦
【編集担当からのおすすめ情報】
カラフルな虹をモチーフに、楽しい音と動きで、小さなお子さまを飽きさせない絵本です。保育園での読み聞かせリサーチで、お子さまたちが食い入るように見てくれたページを選りすぐり、一冊にまとめました。
人気絵本『はやくちこぶた』続編!転んで歯を折ったオオカミは歯医者に入る勇気が出ない。その様子を見た3びきのこぶたは……『おおかみのはなし』
おおかみのはなし
作:早川 純子
みどころ
おおかみと言えば。昔々のむかしから、こぶたを追いかけるのが大好きです。今日もまた、軽やかにこぶたを追いかけていますよ。あれ? このおおかみと3びきのこぶた、どこかで見たような。
そうなんです。13年も前に、早口言葉をしながら壮絶な追いかけっこを繰り広げていた絵本『はやくちこぶた』に登場してくる皆さんなのです。続編ですね。相変わらずの関係のようです。
……なんて思っている間もなく、いきなりおおかみがびたーーん! 派手に転んで「は」が折れた!?
「じまんのキバがー」
そこから一気に落ち込み弱気になるおおかみ。「は」が痛くて何も食べられないし、お腹はすくし、歯医者は嫌いだし……。こぶた達に出会っても、それどころじゃありません。あれあれ、私たちの知っているあの「何があってもへこたれないおおかみ」の姿とはずいぶん違います。思いっきりうろたえています。
その様子をいち早く察知したのは、こぶた達。怖がるおおかみを心配するふりして、なんだか嬉しそう!? ここからが大ドタバタ劇のスタートです。思いもよらない展開へどんどん転がっていくのですが……。
せっかく主役になったのに、情けない顔ばかりしているおおかみくん。だけど可笑しくて仕方ないのです。きっと彼の周りにいるひとたちも同じ気持ちなのかもしれませんね。
このシリーズは、やっぱり声に出して読むのがおすすめ。大迫力でスピード感たっぷりな絵と、臨場感あふれるセリフの積み重ねで、あっという間に「はやくちこぶた」の世界に魅せられてしまうはずですよ。
ごはんの時間なのにまったく食べない赤ちゃんロバ。「おいしいよ、おくちをあけて」おかあさんロバ、あの手この手の大奮闘!『うまうま あーん!』
うまうま あーん!
作:エヴァ・モンタナーリ訳:まつかわ まゆみ
出版社からの内容紹介
さあ、ごはんの時間! どうすれば食べてくれるのかな?
「おいしいよ、おくちをあけて」。ごはんを食べさせようとしますが、赤ちゃんロバはまったく興味がありません。絵本を見せながら、おもちゃの電車であそびながら、ブランコにのせてみたり! かあさんロバはあの手この手で食べさせようとしますが、ぷいとよこをむくばかり。
赤ちゃんロバは、とうとう逃げ出し、ひとりで森の中にかけこみます。そこでは、ちょうど動物たちがごはんの時間。くだもの、おかし、ながーいスパゲティ、カリカリのスナック、つぶつぶのトウモロコシ。はじめて出会う食べ物を、動物たちがおいしそうに食べているのにうれしくなって、赤ちゃんロバもウモロコシにかじりつきます。おいかけてきたかあさんロバはびっくり。赤ちゃんロバはスプーンを差し出し、おかあさんにも「あーん!」とおすそわけです。
小さな冒険が、赤ちゃんロバに、食べることの楽しさを教えてくれたのでした。
ぜひ、声にだして読んでみてください。おいしそうに食べる動物たちのすがたや、「カリカリ」「サクサク」といったおもしろい音に、食べることがもっと楽しくなりますよ!
雨の中、真っ赤な傘をさす女の子。向かう先は駅、お父さんを迎えにーーモノトーンの絵に映える赤が印象的な、字のない絵本『かさ』
かさ
作・絵:太田 大八
みどころ
女の子は赤いかさをさして、黒い大きなかさを抱えてお父さんを駅まで迎えにいきます。お父さんに会えるまでの道中のこのちょっとした出来事が、文字は無く、黒一色で描かれており、女の子のかさだけが赤く彩られています。それがかえって女の子の心情を浮かび上がらせ、印象的な絵本になっています。
動画公開中
文/竹原雅子
編集/木村春子