人気シリーズ最新刊(2024年6月 新刊&おすすめ絵本)
更新日:2024/6/21

長雨に酷暑。外に出るのも一苦労な6月から7月にかけての気候。家の中で過ごすことが増えるなら、ちょと長めのシリーズ絵本を手に取ってみるのがおすすめです。
鉄道好きな子には、鉄道にまつわる素朴な疑問を絵と文でわかりやすく解き明かす「でんしゃのひみつ」シリーズを。最新作『まよなかのとっきゅうれっしゃ』では寝台列車「サンライズ瀬戸・出雲」の秘密に迫ります。妖怪好きな子には、包容力満点のたぬき先生の活躍が見どころの「ようかいのもり」シリーズを。毎回、ユニークなものに変身するたぬき先生。今回の変身にも期待が高まります。キャラクター好きな子には「ムーミンのおはなし絵本」シリーズはいかが? 最新作『ムーミントロール スナフキンとぼうけん!』で、ムーミントロールと一緒に大自然の冒険に出かけましょう。もっと冒険したいなら「100かいだてのいえ」シリーズがぴったり。ボードブックタイプの『ぬまの100かいだてのいえ ミニ』はお出かけのお供にも最適です。1から100までの数を自然に覚えられるのも嬉しいですね。
4月から頑張りすぎてちょっと心が疲れている人には、自分の内面と向き合う「かいじゅうとドクターと取り組む」シリーズを。『こころをなくした かいじゅう』を読んで、心がなぜ大切なのか考えてみましょう。世界にもっと目を向けてみたいなら「学習まんが 世界の伝記NEXT」シリーズで世界の偉人の活躍を知ってみてはいかがでしょう。偉人の生き方からSDGsの目標達成のヒントがもらえる「伝記×SDGs」第2弾の主人公は「公民権運動の英雄」を呼ばれるローザ・パークスの生涯を紐解きます。
一冊目から最新刊に向けておはなしの世界を広げていくのも良し、最新刊から一冊目へ向けて遡るのも一興。お好みの楽しみ方でシリーズ絵本を味わってみてくださいね。
鉄道ファンのあこがれ! 寝台列車「サンライズ瀬戸・出雲」の秘密に迫る『まよなかのとっきゅうれっしゃ』
でんしゃのひみつ まよなかのとっきゅうれっしゃ
作:溝口 イタル
出版社からの内容紹介
鉄道にまつわるお子さまの疑問を絵と文でわかりやすく解き明かす、「でんしゃのひみつ」シリーズの第11弾!現在、定期運行している唯一の寝台列車「サンライズ瀬戸・出雲」に乗った親子を追いながら、夜走る列車のひみつに迫ります。運転停車による乗務員交代、車掌の多岐にわたる業務や岡山駅での切り離しなど、夜の出発から朝まで時間を追って紹介していきます。
妖怪たちが仲良く暮らす「ようかいのもり」。今回スポットを当てるのは一冊目にも出てきたろくろっくびが営む『ようかいのもり にょろりびようしつ』
ようかいのもり にょろりびようしつ
作:長谷川 あかり
出版社からの内容紹介
ようかいのもりにある「にょろりびようじつ」は今日もたくさんの妖怪たちで大繁盛!すなかけばばあは、すてきなボサボサヘアに、化け猫は不気味カラーにとそれぞれが素敵に大変身。たぬきせんせいも、いい香りのシャンプーでふわふわさっぱり!そこへかみなりのこどもがやってきて…?ようかいのもりシリーズ第3弾!
関連書籍
ようかいのもり たぬきクリニック
作・絵:長谷川 あかり
ようかいのもり まっくらまつり
作・絵:長谷川 あかり
色鮮やかな表紙も魅力的な「ムーミンのおはなしえほん」シリーズ。最新作『ムーミントロール スナフキンとぼうけん!』では、ムーミンが1日限定の旅に出る?
ムーミンのおはなしえほん ムーミントロール スナフキンとぼうけん!
企画・原案:トーベ・ヤンソン ラルス・ヤンソン訳:当麻 ゆか
出版社からの内容紹介
春、スナフキンがムーミン谷へ帰ってきました
。ムーミントロールは、
スナフキンのぼうけんのはなしを
わくわくしながら聞きました。
スナフキンは、
「うんととおくの島がいちばんよかったな」とはなします。
ムーミンとロールも、たんけんに行きたくなりました。
スナフキンは、「じゃあ、いますぐたんけんにでかけよう!」。
ふたりはぼうけん号に乗って海にでることに!
パパとママには、一日で帰ってくるとやくそくしています。
よく朝、ふたりはたどりついた海岸から、
北へむかって出発します。
小川のほとりをのぼり、
美しい森をぬけて
たきにたどりつきます!
すばらしい一日をすごして、
ムーミントロールは大まんぞくです。
でも、やくそくした日没までに
家にかえりつけるのでしょうか…?
持ち運びにピッタリのボードブックタイプ「100だてのいえミニ」に『ぬまの100かいだてのいえ ミニ』が登場! さあ、ウズくんと一緒にどこへ行こう?
ぬまの100かいだてのいえ ミニ
作:いわい としお
出版社からの内容紹介
大人気『ぬまの100かいだてのいえ』がかわいいボードブックになりました! 今回の舞台は、なんと「ぬま」!
淡水にくらす生きものたちが、主人公のウズくんをでむかえます。どんな生きものたちがいるのでしょう?
ボードブックになって持ち運びにも便利になりました! ウズくんといっしょにおでかけできます!
喜び・怒り・悲しみ・楽しみ、感情ってなんだろう? 心ってどうしてあるの? ふしぎな怪獣を通して心と向き合うシリーズ第3弾『こころをなくした かいじゅう』
こころをなくした かいじゅう
作:新井 洋行
出版社からの内容紹介
こころってなんだろう? こころで感じる、喜び・怒り・悲しみ・楽しみについて考える絵本
かいじゅうのオルーガには、こころがありませんでした。仲良しだった親友に裏切られ、傷つけてやろうと怒りをぶつけ、そしていつの間にか親友はいなくなってしまいました。どんなに泣いても元には戻らず、いつの間にかこころを失ってしまったのです。すごく悲しい気持ちが続いたとき。とてもつらいことがあったとき。苦しくて逃げ出したいようなとき。「いっそ、こころなんて無くなればいいのに」って思ったことはありませんか?
これは、悲しみのあまりにこころを無くしてしまったかいじゅうオルーガのお話です。
オルーガを通して、喜び・怒り・悲しみ・楽しみなど、こころの大切さについて考える絵本です。
偉人の生涯や活動は学習まんがから学ぼう! SDGsの目標達成のヒントも得られる「学習まんが 世界の伝記NEXT」第2弾は全米を巻き込む公民権運動を興した活動家『ローザ・パークス』
学習まんが 世界の伝記NEXT ローザ・パークス
絵:RICCA原作:蛭海 隆志監修:坂下史子(上智大学教授)
出版社からの内容紹介
『世界の伝記NEXT』から展開中の「伝記×SDGs」は、偉人の生き方からSDGsの目標達成のヒントがもらえる新シリーズ。
第2弾は“公民権運動の英雄”ローザ・パークスです!
ローザ・パークスは1913年、人種差別の強く残るアメリカ南部アラバマ州に生まれ、祖父や母の教えのもと、白人の横暴に屈せず、自尊心を持って生きるよう育てられました。
仕事帰りのある日、バスで白人に席をゆずることを拒否して逮捕されたローザ。
当時、白人への抵抗は、命の危険さえ伴う行為でした。
日頃から不当な差別に憤りを感じていた黒人コミュニティは団結し、ローザ逮捕への抗議、バスでの待遇改善を求め、バスに乗らないボイコット運動を始めます。
若く無名だったキング牧師は、このバス・ボイコット運動で頭角を現し、全米を巻き込む公民権運動のリーダーとなっていきます。
勇気ある行動でアメリカの人びとの心を動かし、公民権運動がもりあがるきっかけを作ったローザは、生涯、差別をなくすために活動しつづけ、晩年、大統領から大統領自由勲章を、連邦議会から議会名誉黄金勲章を受章します。
どちらもアメリカで、最高の名誉とされるものです。
【本書の特長】
●まんがだから読みやすく、わかりやすい!
●すべてふりがな付きなので、小学校低学年から楽しく読める!
●Q&Aや年表など、よりくわしく知ることができる記事ページも充実!
【もくじより】
1.差別との出合い 2.目覚め 3.活動家ローザ 4.席を立たない
5バス・ボイコット運動 6.ワシントン大行進 7.未来へわたす手紙
ローザ・パークスが目指したのは人種間の平等、差別のない世界でした。