労働なんて大嫌い!意味ないもん!/アレン様は大変!!ぉ怒りになられてます。②

小説・エッセイ

公開日:2024/8/14

嫌な相手にペコペコするよりその場でキレてみたら?

ちなみに、この話って、会社員に限りませんからね? 

たとえば、ヮタクシはテレビに呼ばれても、絶対にペコぺコはしない。テレビに出るタレントの人の大半はペコペコするけど、ヮタクシは「出てやってるんだ」って思ってるわ。

正直問題、テレビに出なくても十分生活できるしっていうスタンスがあるからよね。テレビを崇拝していてこの世界が全てだと思っていたら、ペコペコしちゃうかもしれないわね。

尊敬できる人には、ペコペコしたらいいと思う。でも、何で好きでもない上司にペコペコしなきゃいけないと思わない?

もしかしたらその場で怒られることはあるかもしれない。でもさ、考えてみて? そこでァンタが反抗しなかったら、その嫌な上司がずっとブツブツ今後も言い続けてくるのよ。

その場で怒られるのと、今後もずっと相手に文句を言われ続けるのとどっちがいい? それなら、反抗しまくったほうがよくない?

自分がなんとなく怯えていることをよーく考えてみたら、「あら、意外とたいしたことなかったわ」「一度怒っておいたほうが得ね」と気が付くのよ。

だからね、勇気を持つと環境って変えられるのよ。

一歩踏み出して環境を変えるか、そのままで我慢していくか。ま、どちらの選択肢を選ぶかは、その人の人生ではあるけれどもね。

たったひとつでいいから好きな作業を見つけて

労働の苦痛は永遠に消えないかと思うけど、実は減らせるんです。その方法は、最低1個でもいいから、好きだと思える作業を見つけること。

世の中の9割の人は、好きなことを職業にはできてないから、労働が嫌になるのも無理ないわ。どうしても労働が嫌だって時、大切なのは、モチベーション探し。

誰しも、嫌いな労働の中に、何個かは「これをやってる時は楽だな」「別に苦にはならないな」っていう作業が隠れてると思うの。

ヮタクシだって、好きか嫌いかで言ったら、こうやって原稿書く時間があるなら、ゴロゴロしたいわよ、そりゃ。

でも、クリマンのみんなが喜んでくれるのよね……と思うからこそ、こうやって筆も進むわけ。そういうモチベーションが3個でもあれば、嫌いな労働がちょっとはマシに見えてくる。

MONEYが目的になって、働いたっていいと思う。

ヮタクシも、この前、朝からジャンジャン電話がかかってきてて、「くそダルい!!!」ってブチギレてた。でも、大きなMONEYを運んでくれるクライアントだったから、許したわ正直問題(笑)。嫌なことでも、「お金がもらえるし」と思って許せるならやるといったふうに、自分の中で落としどころを見つけるのが大事。

一番ダメなのは、嫌だと思いながら行動せずにグダグダすること。

「自分はキャリアアップしたいから、上司の言うことがどんな嫌なことでも、一応従う」と決めたなら、それはそういう選択肢だと思うの。キャリアアップのため、給料のために我慢するなら、「こういう理由があるから自分は我慢する」ときちんと決めておけば、我慢も前よりは苦じゃなくなるはずだから。

アレン

<第3回に続く>

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アレン

大物マダムタレント。生きる幻。 2014年、全身の美容整形に1500万円をかけた「日本一の謎の整形男子」としてタレント活動をスタート。 日々、嫌な事にはNoを突き付けブチ切れまくり、クリーマン(ファンの総称)達の生きる道標としてもォットリとご労働中。 この大地獄の世の中で、楽に生きる術を発信し続けている。本人曰く、ゆくゆくは当連載を書籍化したいと目論んでいる。