バスツアーで感じたマネージャーへの怒り

こないだ「やっぱりお互い不満を伝え合うことって大事よね！」って思う瞬間があったんです。

ヮタクシ、数か月前にクリーマン（ヮタクシのファンの方達の総称）を対象にしたバスツアーをやったのね？

クリーマンは、みんな思いっきり楽しんでくれたと思う㌔、制作側ってやっぱりバタバタするので、気持ちにも余裕がなくなっちゃうし、疲れてピリピリしてたの。

そんな時に事件は起きたわ。

事件が起きたのは、１泊2日のバスツアーの２日目。ツアー終盤で、大変な崖を下って広々とした恋人岬という場所に行って、みんなで記念撮影する時、動画撮影のためにヮタクシが走るシーンがあったんです。

そしたらｻﾞﾏｽ！　あろうことか、ヮタクシが崖でステーンと転んだのよ！

大コケだったから膝をすりむくし、身体にも傷はつくし……。アァン！最悪人生！　痛みに悶えていたら、真っ先に駆けつけてくれたのが、ヮタクシのメイクさん。あと、ファンのクリマンたちも「大丈夫ですか、アレン様？」って心配してくれたの。

いや、ぉかしぃ、おかし過ぎるわ。ちょｯ㌧お待ちなさい、どうゆぅコトなのょ?

本当は最初にヮタクシのことを気にしなきゃいけないのはマネージャーなんじゃないの！！！　マネージャーは何してたのかっていったら、ぼーっと突っ立ってその様子を見守ってただけ！　その瞬間、ヮタクシはかなりイラっとしたわ！！

でも、親愛なるクリマンたちも大勢いるし、時間もタイトだったから、そこの現場でブチギレるわけにはいかないじゃない？（一応ヮタクシにも常識はありますｷｬﾛﾙ）だから、その時は我慢をして怒りを持ち帰ることにしたの。

ツアーが終わって、みんなが解散して、マネージャーに家まで送ってもらう時も、ずっとイライラしてたの。その後、家に帰ってから２～３日経っても、イライラは止まらなかったわ。

気になることはそのまま放置しない

その３日後、どうしてもこのイライラを伝えないと旅は終えられないと思ったから、マネージャーを近所のカフェに呼び出して、全部伝えることにしたの。

「ヮタクシがケガしたら駆け寄るべきなのはァンタの仕事なﾝじゃなぃのカフォーラ？」
「おタバコ　吸いすぎなﾝじゃなぃの？　ヮタクシが、ボーイズのァレ　吸ぅみたぃに」

とにかく気になってたことを全部伝えた後、ヮタクシ、こういったわけ。

「発言に対して、意見ある？　どうして行動しなかったか、具体的に答えて？ 　別に嫌々来てもらいたいわけじゃないから、マネージャーを継続するかしないか、今ここで自分で決めて」と伝えたの。

すると、マネージャーからは「僕はこれからもマネージャーをやりたいし、自分が気が付けなかったことを言ってもらって良かった。今後はしっかり気を付けます」と言ってもらえたの。

もちろん、私も言いたい放題言ったからマネージャーに「最後に気になる点があったら教えて？」って聞いたわよ。そこはやっぱり、お互いすり合わせをしないといけないじゃない？　実際この話し合いの後からは、彼の行動がガラっと変わって、今はすごくいい関係になったもの。

自分では気が付かないマイナスの部分って、誰かに言ってもらわないと伝わらない。それに気になることはそのままにしておかない。ヮタクシも言わなかったり聞かなかったりしたら満足できない。だから、嫌なことがあったら伝えるって大事なのよ。

＜第4回に続く＞