24歳、ギリギリグラドル。人生の話をします。/2000年生まれ グラドルの暗め自分語り②
公開日:2024/10/12
高校3年生になり、私の大学進学のためのお金が全て離婚の裁判に溶けた話を聞いて、学校にもあまり通えなくなっていたので、夏に高校を辞めました。
担任の先生に「ここで逃げたら一生逃げ続ける人生になる」と真っ黒い目で言われて、本当にそうなるのかな〜とかぼんやり考えたりしてました。
単位は全て取れていて、あと半年普通に通えば卒業できるということだったので、通信制の高校に転学することになりました。
真面目に通っていたのですが、その時もうすでにミスiDのオーディションを受けて、東京に行き始めるようになっていた時期でもありました。
ある日、オーディションのために東京へ行くバスに乗っていると電話がかかってきて、卒業がかかった課題を提出し間違えてるから今すぐ持ってきて!とのことでした。
もちろん無理なので、そのまま辞めたのでした。
もったいな!
こうしてあとがない私は、ミスiDでどうにかなってもらわないとやばいかもだぜ!!という思いで、オーディションに挑むのでした……。
ここまで振り返ってみて、
合わない人だらけの閉鎖的な環境で、日々ストレスに苦しみながら、大事な思春期を豊かに過ごせなかった私ですが、
大人になるにつれて選択の幅がどんどん広がって、やっと自由に過ごせるようになりました。
誰にも脅かされることのない環境に身を置くと、ゆっくり考えることができたり、のんびり生活できて、その大切さを成人してからやっと噛み締めています。
今もし辛い状況にいる人は、
理不尽なことを全てまともに受け止めていると自分が壊れてしまうので、たとえ家族や大切な人でも他人だし、と辛くても割り切って、自分を責めすぎないでいてほしいと思います。
そして、自分の好きなものを大事にして生き延びれば、耐えた分そのあと楽しいことが待ってるんじゃないかと思います(そう信じたい)。
と、今だから振り返って言えるけど、
当時は切羽詰まってお先真っ暗状態で、
ミスiDに一縷の望みをかけて、必死でもがいていました。
さて果たしてどうなるのか、次回はオーディションからの上京話です。