夢をかなえる魔法はどこにある? 史上最年少でノーベル平和賞を受賞したマララさん初の自作絵本『マララのまほうのえんぴつ』が発売!
公開日:2017/12/21

史上最年少の若さ、17歳でノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさん初の自作絵本『マララのまほうのえんぴつ』(キャラスクエット:イラスト、木坂涼:訳/ポプラ社)が2017年12月7日に発売されました。絵本の発表にあわせて、なぜこの絵本を書いたのか、またこの絵本を通じて伝えたいメッセージは何か、マララさん自身が語る動画が公開されています。
自身が銃撃を受けながらも、広く世界に向けて女性や子どもが平等に教育を受ける機会についてメッセージを発信した彼女が絵本で訴えるのは、自分の思いを声にして、行動をおこすことの重要性。何事にも屈することなく声を上げ続ければこの世界をもっと良くしていけるはず、と考えて活動を続けてきたマララさんの自伝としても読むことができます。
現在も教育・人権活動家として世界中にその舞台を広げるマララ・ユスフザイさんは、パキスタン北部の山岳地帯生まれ。11歳のときにタリバン政権下での生活をつづったブログを投稿し、女の子の学ぶ権利を訴えました。2012年にはスクールバスでの下校途中に銃撃を受けたものの、奇跡的に一命をとりとめ、その後も力強く教育普及のための活動を続けたことで、パキスタン国民平和賞やアムネスティ・インターナショナル「良心の大使賞」、そして2014年に17歳で史上最年少となるノーベル平和賞を受賞しています。
「どうすれば自分の周りや世界が良くなるのだろう?」――常に前向きに問題と対面してきた彼女がつづった物語には、多くの温かいメッセージが寄せられています。


子どもだけでなく、大人の心にもまっすぐ響く「魔法」の物語、ぜひ手に取ってそのストーリーを体験してください。