『大迫半端ないって!』は英語で何て言う? 心から言いたいことが英語で言えるようになる「タメ口英語」
更新日:2018/7/17

ワールドカップ決勝リーグでベルギー相手に2得点を挙げ、ベスト8に迫る活躍を見せてくれたサッカー日本代表。グループリーグ初戦で格上のコロンビア相手に決勝弾を放ち、今大会で一気に注目の的となった大迫選手の活躍と相俟って、高校時代の対戦相手、中西選手が放ったこのセリフも有名になりましたね。
「大迫半端ないって!」
悔しさとともに吐露された、大迫選手への称賛や敬意が伝わる、スポーツマンらしい気持ちの良い、心からの素直な言葉。これを英語にするとどうなるでしょう。
「Osako is great!」としても、もちろん「大迫は凄い」という意味で伝わりますし、great は実際によく使われる褒め言葉です。
ただ、このときの中西選手の言葉は単なる称賛ではなく、「負けて悔しい、大迫のスーパープレイにしてやられた」というようなニュアンスを含んでいますよね。あいつは一体何者なんだ、と。そんなときにピッタリな言葉が英語にもあります。
Osako is something else!
「Something なにか Else 別の → 普通ではない、どこか違う」を元として、「只者じゃない」という褒め言葉にも、そして「あの人って、ちょっとアレだよね」という含みを持たせた言い方もできる表現です。
◆「ヤバい」だけでもさまざまな言い方がある
紹介した「半端ない」のように、簡単な単語の組み合わせで思いのほかたくさん、身近な言葉やちょっとした感情を表現できることも多いんですよ。たとえば良くも悪くも使われる、思わず出てしまう言葉 「ヤバい」も、ニュアンスを変えてこんな言い方などができます。
スゲェ。 パネェ。
Badass. Something else.めっちゃ。 マジで。
Totally. For real.(いい意味で)ヤバい! (悪い意味で)クッソヤバい。
Awsome. I’m in deep shit.(両方の意味で)ヤバい。
Damn.
◆詳しく伝えて会話を弾ませる
言語はコミュニケーションツールですから、実践の会話では「伝えるための表現」が見つかるだけでも、もちろん十分なんですけど、ちょっとしたニュアンスの違いを使い分けることで、そこから相談へ繋げたり、軽く冗談を返すこともできるようにもなっていきます。そうして少しずつ表現や会話の幅が広がっていって、さらに楽しく、日々の学習もますますやる気になってくる。そんな良い循環を作っていってほしいなと。
たとえば「I’m so tired.」と言えれば、疲れていることは問題なく伝わります。伝わるんですけど、もしこんな表現も知ってたら、つい使ってみたくなりませんか?
へとへと。 くたくた。
I’m exhausted. I’m beat.ボロボロ。 カスカス。
I’m worn out. I’m spent.
◆「使ってみたい」は最高のインプット素材
楽しみながら、興味のある表現を覚えることは「英語を日常に近づけること」に繋がります。「使ってみたい」「聞いたことあるぞ」「なるほどこんな意味が」と思えるものはその後の利用頻度も高く、望んで取り込んだ情報なので記憶の定着も良いと、まさに最高のインプット素材です。なのでぜひ、映画やドラマ、小説やマンガなどの好きな英語作品に触れているときに、気になる言葉や、日常使えそう、使ってみたいと思うフレーズを探してみてください。
「言いたいことを言えるようにする」。僕自身、長年そういったことを目指していて、またそれ自体が興味のきっかけだったり、英語を楽しいと思える理由でした。
それに、使いたい一言が見つかったら、その前後の文章も一緒に頭の中で組み立てたり、意外と教科書に載ってるような構文が日常普通に使われてることにも気付けたりと、「楽しむこと」と「基礎的な英語の学習」がリンク、相互作用してるところもたくさんあったんです。
そんな経験から、楽しみながら英語にたくさん触れるきっかけを増やしていってもらえればと、「今日のタメ口英語」では、ふとした言い回しや、表現の違いなどを紹介しているので、気軽に、肩の力を抜いて見てもらえればと思います。
【著者紹介】
10代のときに単身アメリカへ。現地でできた友人と一緒に暮らす中で、「学校で習う英語では自然な会話はできない」と悟る。その後もブルックリンなどへの渡米を繰り返し、「自然な会話の表現とは何か?」を考えながら現地で交わされる言葉を少しずつ集めていく。2013年5月より自身の経験から得られた英語を紹介するTwitter『今日のタメ口英語』(@e_kazuma)を始める。ふだん使いの自然な英語を紹介するスタイルが注目を集め、フォロワー数は20万を超える。